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自分の壺に「水」がほしい!

   ピンクの本(「新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則」)が明治図書オンラインで1位を走っている。青い本もつられて6位になっている。
 ありがたいことである。
 学級づくりの本がこれほど支持されている。
 これは何かなのである。
 学級の最初は、「授業づくり」なのではないかと多くの先生は言われる。
 いやそうじゃない。
 学級の最初の課題は、「学級づくり」にあるのだと言い続けている。
 そのことが支持され始めていると、私は思っている。
 ★
 なぜ、「学級づくり」が最初の課題になるのか。
 そのことについて2つ考えている。
 1つは、土台作りとしての「学級づくり」がある。
 「学級づくり」という土台がしっかりしなくては、授業も、学級の活動も、行事活動も、うまく成立していかないという状況は、日頃先生たちが実感していることであろう。
 2つ目は、安心、安全な居心地がいい教室づくりをするためである。
 これは多くの子供たち自身が望んでいることである。
 担任教師がこのような教室を作ってくれることを切望しているのである。
 そのためには、どうしても「学級づくり」が最初の課題になる。
 「学級づくり」には、もともと2つの機能があると思っている。
 1つは、学級にルールを作り、教室を秩序あるものにしていくこと。
 もう1つは、「群れ」を「集団」化していくこと。
  ★
 中堅の教師たちも、ベテランの教師たちも、「教室が前よりもうまく回っていかなくなった」と感じ始めている。
 学級崩壊や、荒れるという感じではないが、何かしっくりこない。
 子供たちとうまくかみ合わない。
 このように思っている多くの教師たちがいる。
 このような教師たちの裾野は広がるばかりである。
 「授業だ、授業だ」と主張してきた教師たちの教室がこのような状況に見舞われているのである。
 ★
 多くの教師たちが自分の壺に「水」を入れたいと望んでいる。
 いや、まだそれは無意識的な願いでもある。
 自分の壺は干からびている。
 しかし、今までの教育界は、壺の形はどのようなものがいいのか、壺の色はどんな色がいいのか、いやいやもう壺は古くさいから他の入れ物にしなければいけない、……とさまざまな論議がなされてきた。
 多くの教師たちは、そんな論議に近づかない。
 求めていることではないから。
 今は自分の壺に「水」を入れたいのである。
 それがほしいのである。
 

 
 

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