「味噌汁ご飯」授業を作っている!
「味噌汁・ご飯」授業を作っている。
国語の物語文で作ろうということで始めている。
初任の先生にも作れる「国語の授業」という視点で挑戦している。
まず、国語の指導書を買った。3年生の指導書だ。
普通では買えないので、A小学校の校長先生に頼んで買ってもらった。
1冊(上下)13125円。
まず、この値段にびっくり。
こんなにしたのだ。
★
初任の先生は、物語文を読んですぐに「授業づくり」ができるわけではない。
どうしても指導書に頼らなければいけない。
光村図書の3年生。
「海をかっとばせ」という物語文で挑戦する。
新しく入ってきた教材である。
まず、2回読んだ。
さて、これで何を教えるのだろうか。
単元目標を指導書で確認した。
◎場面の移り変わりに注意しながら、登場人物の生活や気持ちの変化、情景などに
ついて、叙述をもとに想像して読むことができる。
◎文章を読んで感じたことを発表し合い、一人一人の感じ方について違いのあるこ
とに気づくことができる。
このように書いてある。
「えっ」と思った。
37年間、担任をしながらこういうことを丁寧にしていなかった自分を恥じた。
それにしても、この単元目標で初任者はどんなことを教えていけばいいのか分かるのであろうか。
それが問題である。
ほとんどが教育用語で書いてあり、初めての人には皆目どのようなことか分からないのではないか。
★
最初からつまづく。
なんでこういうことを始めたかというと、私が提案している「味噌汁・ご飯」授業を形にしたいという気持ちからである。
現場を終えて無職になったとたんにこういうことを始めている。
さて、どういうことになるか。
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