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国語授業でシナリオ作り~「味噌汁・ご飯」授業~

   国語(小3年生)の単元を「味噌汁・ご飯」授業で作っている。
 光村の教科書だ。
 指導書を読んでいて、「これはどうにもならんな!」という思いになる。
 担任をしているときには、もう10年以上国語の指導書を読んだことがなかったが、最近改めて読んでいる。
 読んでいて、これでは初任の先生にはほとんど分からないのではないかと思ってしまう。
 分からないというのは、これでは授業がイメージできないということだ。
 とにかくぐじゃぐじゃ書いてある。
 これを読み進んでいくだけでも結構時間がかかる。
 初任者は、これを読んで、どのように授業を作り上げているのだろうか。
 戸惑っているのであろう。
 ほとんどいい加減に、見切り発車で授業をしているのであろう。
 ★
 「味噌汁・ご飯」授業とは、私がつけたネーミングである。
 研究授業や特別授業をするということではなく、毎日の日常授業をどのようにこなしていくかという発想からこのようなネーミングをつけた。
 だから、子供たちが思わず引き込まれてくる、ごちそう授業をイメージしていない。
 70点ぐらいの授業で十分。
 ただし、基礎・基本はきちんと身に付けさせる授業でなければいけない。
 ★
 3年の国語授業で、「きつつきの商売」「海をかっとばせ」を作った。
 私が原案を作り、研究会の同僚である小島先生がそれにコメントをつけていく。
 まあまあの授業計画ができあがる。
 ベースにしているのは、物語の基本型である。
 どの物語も授業展開していく場合には、この基本型をもとにして作り上げる。
 ★
 初任の先生が一番苦手にしているのは、この国語の授業なのである。
 この指導書で授業づくりをしようとしても無理なのだ。
 そこで、私たちが「味噌汁・ご飯」授業で、授業づくりをしてみようという発想になった。
 「3年生の物語授業シナリオ」(光村)である。
 もちろん、さまざまな教科書会社の教科書も扱いたいが、とりあえずはこれである。
 このシナリオが、各学年で作成できれば初任者はずいぶん助かるにちがいない。
 ★
 もちろんハウツー版だけで終わらせようとしていない。
 目標は、自分で授業づくりができることである。
 その方法を提起しようとしている。
 すぐれた授業づくりをしようとしているのではない。
 日常に耐えられる授業づくりなのだ。
 そんな方法があっていい。
 なぜ今までこのようなことが提起されなかったのであろうか。
 教師たちには、限られた時間しかないのである。
 その限られた時間の中で、何ができるのか。
 それに挑戦してみようと思っている。
 
 

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コメント

昔、その指導書の編集をしていた身としては反省しきりのご指摘です。

投稿: 村岡明 | 2011年4月21日 (木) 17時37分

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