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覚悟を決めることです

    明日の教室での2つの初任者講座が終わった。
 また、寝屋川での講座や、これからも愛知のK市の講座、東京O区の講座、兵庫M市の講座も続いていく。
 私の1回限りの講座を聞いて、初任者のみなさんがうまく学級経営を乗り切っていけるのか?
 もちろん、そんなことはありえない。
 さまざまな予定しない場面が起こってきて、苦しむに違いない。
 だが、基本的なことだけは私の講座が提起している。
 誰も今まで教えなかった、具体的な内容になっていたはずである。
 その内容を具体的な場面で応用できるかどうか、それはその人のスタンスが決める。
 そのスタンスを一応私は「素直さ・責任感・向上心」と指摘しておいた。
 「そのスタンスはどのようにして確立したらいいですか?」
という質問が初任者講座で出た。
 もちろん、それについてハウツウがあるはずはない。
 自分で切り開いていくのである。
 橘大学の池田先生は、当日の講座について書かれている。 
 
 「覚悟を決めることです」
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野中先生の明日の教室が終わった。明日の教室には五回もお越し頂いている。そして、今回は明日の教室初めての1日講座。10時から17時までである。

新卒の先生が考えなければならない大事な13の項目を、3つのジャンルに分けて講義してくださった。講座の内容は糸井先生のブログや川本先生のブログに詳しい。

今回の講座で私たちは何を手に入れたのかを考えてみる。それは肚の括り方ではないかと思うのだ。野中先生は講座の最後の質疑の所で
「四月までにすることは何でしょうか?」
という新卒予定の四回生の学生さんの質問に対して、
「覚悟を決めることです」
とおっしゃった。これである。

仕事に就くということは、簡単に言えば、逃げ出せないということなのである。勿論、助けてくれる仲間や上司、友人もいるだろう。しかし、仕事そのものから逃げ出すことは出来ないのである。

先生と呼ばれる仕事は、専門職であり、代わりが聞かないということなのである。いや、確かにその先生が辞めたら次の先生がくる。だから代わりは効くという言い方も出来る。しかし、その場そのときにおいて、その人にしかできない子どもとの関わりがある。だから、代わりは効かないのである。

採用試験に合格することをめざし、教師になることを目指して来た彼ら彼女ら四回生は、学校教育現場に立つのに一ヶ月を切った。あれもしたい、これもしたい。あれもせねば、これもせねばと思う。不安にも感じる。そんな中で、大事なのは、覚悟を決めることというのは、まさにその通りだと思うのだ。

人は、退路を断ったときに前に踏み出すことが出来る。そういうことをおっしゃってくださったのだと思う。

私たちは若い先生を応援するつもりで、明日の教室を立ち上げた。
応援である。
だから、若い先生はまず自分で肚を括って前に出なければならない。
一歩前に出る、と覚悟を決めるのだ。

懇親会を一次会で終え、私は東京行きの新幹線に乗った。例の番組の打ち合わせが翌日朝からあるので、前泊なのであった。ところが、特急券指定席の予約日を一日間違えているは、乗車券を買わないまま改札口に言ってしまうは、コートを新幹線内に置き忘れてしまうは、で散々であった。

野中先生の言葉を思い出しながら、気を持ち直す私であった。

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