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値踏みに反撃する!

  3月5日に京都で明日の教室があった。
 120名の参加者。
 橘大学で新しく建てられた明優館で行われた。
 最新設備の教室である。
 ★
 5時間の講座。聞いておられる先生方も大変である。
 2日に分けて設けたら理想的だが、そんな余裕はない。
 13の課題をあげ、その課題に先生方一人一人が問いかけ、私がそれに答えていくという形で進めていった。
 この課題の中で、「学期の最初、子供たちはどう動くか」という課題がある。
 1週間は値踏みの時間である。
 もちろん、子供たちが担任を値踏みする時間だ。
 初任者は、値踏みされている自覚がない。
 だから、「昨年はこうしたのに!」「前のクラスでは良かったのに!」と子供たちから言われるとオタオタしてしまう。
 この値踏みに担任は反応しなくてはならない。
 それは、「叱る」儀式とでも言えようか。
 担任は、子供たちが理不尽な行動を取ったとき、最高に怖い先生になるという場面を意図的に設定しなくてはならない。
 半分以上は、演技力がいる。
 場面を設定して、4月からの初任者3人に「叱る」場面を演じてもらった。
 「私が点数をつけます。10点満点です」と。
 男子、女子、女子の順で演じてもらった。
 3点、3点、1点となった。
 理屈っぽい、迫力不足、…ということになる。
 これでは、「怖い先生」のイメージはつけられない。
 ★
 私も登場。女性の先生役を演じる。
 体育館で、ほんとうは体育係がみんなを集めて準備体操をしておかなくてはならないのに、みんなはそれぞれに遊んでいるという場面。
 「あなたたち、何やってるの!いい加減にしなさい!」
 とまず怒鳴った。
 「集合!」
 みんなを集めて、
 「先生は、一生懸命体育の授業をしたいと思ってるの。それなのに、何ですか!これは!」
 「もう1回体育館に入るところからやり直しなさい!」
と怒鳴った。
 私の迫力に、先生方もしんとなった。
 おそらく、4月からの初任者3人との違いは歴然としていたに違いない。
 その後、大阪の川本先生にも演じてもらった。
 現場の教師はひと味違うのだ。
 ★
 「あと1ヶ月どんなことを準備すればいいですか?」と質問が出た。
 この質問は、あちこちでなされる。
 「覚悟を決めること」というように答えた。
 本を読んで、さまざまな知識をつけることも必要である。
 だが、あと1ヶ月でほんとうに身に付けることは、
 「よし、教師としてとことん勝負をしてやる」という覚悟である。
 ★
 講座が終わって、橘大学の別の会場で懇親会が行われた。
 多くの方が残られた。
 池田先生が、ずらりと10本ばかり日本酒を持ち込まれていた。
 すごい日本酒。
 獺祭、開運、……もう覚えていない。
 とにかく、うまい、うまい。
 二次会は、川本先生たちと私が泊まっているホテルのとなりの居酒屋。
 楽しい会だった。
 ★
 私が持ち込んだ本が飛ぶように売れた。
 ピンクの本(ちょっと誤解されそうだが)40冊、青い本20冊、学陽書房の縦糸横糸の本20冊、中村健一さんのネタ本10冊 全て完売である。
 みなさん、ありがとうございます。
 

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