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批判をしない!一致団結すること

 福島郡山の親しい友人のW先生(指導主事)からメールが届く。
 
「対策本部に、ずーと、つめていました。市民の方だけでなく、原発関係で避難してきた方々でいっぱいです。

本日、やっと、職場に戻り、環境を何とか整え、ネットにつながりました。

家の中は、手つかずですが…。

ガソリンが切れました。自転車で動いています。

何をどうしていいのかわかりませんが、一つ一つ課題に向かっていくしかありません。

ご心配をおかけしました。また、連絡します。」

 ★
 今、私たちが努めて気を付けていくのは、「否定的な言葉」を振りまかないことである。
 未曾有の事態が起こっているのである。
 対策の最先端に立っている当事者たちは、当然間違ったり、失敗したりする。
 前例がないから当然だ。
 それに対して、一々さまざまな批判をしないことだ。
 輪番停電で、東京電力は、二転三転の方向を出している。
 批判しない。当たり前だ。今までこんなことをやったことがないからである。
 混乱をするのは仕方がない。
 枝野官房長官が、福島原発でうまい答弁ができない。
 批判はしない。
 不眠不休で行っているのである。
 ある党の党対策本部で菅政権の東日本大震災への対応に批判が噴出したと、朝日新聞は伝える。
 「枝野官房長官は事態をしっかり把握せずに不正確な情報を伝えている」
 「原発問題への対応が甘い。専門家が説明すべきだ」
 「民主党の岡田克也幹事長が『新年度予算を通さないと対応できない』と言っている。火事場泥棒とは言わないが、発信の仕方を考えて欲しい」  
  この連中たちは、この事態にいたってまだのうのうとこのような批判をして過ごしている。
 政治家の劣化の激しさは言いたくもない事態だが、とにかく何も分かっていない。
 今は、一致団結してこの未曾有の事態に当たることである。
 そのことが分かっていない。
  ★
 海外からは、さまざまな反響が届いている。毎日新聞は伝える。

  <東日本大震災>「不屈の日本」…米紙称賛
毎日新聞3月13日(日)17時59分[.] 【北米総局】東日本大震災を受け、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は12日、「不屈の日本」と題する社説を掲載した。社説は地震大国日本の技術力と「備え」をたたえ、「日本は経済が低迷し、政治家の失態に国民の大部分は当惑しているが間違ってはいけない。日本の産業力は依然として偉大だ」と述べた。

 社説は「1億2600万人以上が住む島国が、(大規模)地震にいかに持ちこたえたかについて言及せざるを得ない」としたうえで、日本が100年以上にわたり「建物の耐震化をしてきた」と指摘。「今回の地震で高いビルは持ちこたえたようだ」と分析した。

 93年完成の横浜ランドマークタワーに触れ「高さ971フィート(約296メートル)は地震大国では驚異的。最先端の建築工学を駆使できる技術と富があって初めて可能になった」と評価。また07年導入の緊急地震速報を「世界最先端の技術」と紹介し、11日の地震発生時にも「高い評価を得た」とたたえた。

 また米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、阪神大震災当時に東京支局長だったニコラス・クリストフ氏の「日本へのお悔やみ、そして称賛」と題するコラムを掲載、日本人の精神力の強さをたたえ、復興に向けてエールを送った。

 クリストフ氏は、阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪がほとんどなかったことや、支援物資の奪い合いが生じなかった事例を紹介。「我慢」という日本語を引き合いに「日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だった」と説明し、「今後、それらが示されるだろう」と期待を寄せた。

 

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コメント

野中先生、鳥取の西村です。いつもはメールで連絡するのですが、今回は状況が状況ですので、みなさんとも情報等を共有する必要があると思って、こちらに書きこみました。
今日は、クラスの子どもたちもとても神妙にしていました。子どもたちなりに、ことの重大さを認識しています。児童会は募金活動を始めました。何ができるか分かりませんが、できることをどんどん取り組んでいこうと思っています。
同時に、あらゆるところでがんばっている方々に、心からの応援をしたいです。大変なことを批判するのは簡単です。そんなことをしてもなにもなりません。ぼくたちのできることを一生懸命考えて、少しでも取り組んでいきたいです。
それと、節電のチェーンメールがこちらでも流れています。くれぐれもひっかからないようにしましょう。西日本では残念ですが、節電の意味がないのです。

投稿: 西村@鳥取 | 2011年3月15日 (火) 00時16分

批評と批判ばかりのメディアは本当に嫌です。
批評と批判ばかりしていても生産的ではないから
です。不眠不休で次々に起きる難題を解決すべく
動いている総理大臣や枝野官房長官には頭が下がります。その人たちを支え、頑張る力が出てくるような励ましの言葉を同じ日本人が出せないでどうするのでしょう。海外のジャーナリストたちの方がよっぽど温かいと私は思います。

投稿: kiki | 2011年3月15日 (火) 01時04分

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