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もう一度、今年度初任者指導講座をお知らせします

  勤務している学校で、最後の授業参観、懇談会が終わった。
 2年生の初任の先生は、音楽の授業で、一人一人にリコーダーの発表会を行っていた。
 4年生は、社会科で都道府県のマークをテレビに映し、それが何県のものかを当てるクイズ形式の授業をおこなっていた。
 授業参観が終わり、それぞれ初任者2人の教室に行き、保護者の方への挨拶をした。
 2人は、初任者としては実に満足すべきクラスを作り上げていた。
 2人の実践は、今回刊行される「新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則」(明治図書)に収めてある。(2月24日発刊の予定)

 Photo_2

 いわば3人で作り得た本になっている。
 私が助言したことが、この本の中に全て入っている。
 最後のまとめをこのような形で表し得たことは、最高のプレゼントになるに違いない。
 あと1ヶ月で現場を離れていく私としても、最高のまとめになったことになる。
 ★
 2月26日の東京明日の教室の今年度初任者講座の申し込みが好調である。
 5時間の講座である。
 今年度初任者にとっては、差し迫った課題になる。
 おそらく、このような差し迫った課題についてアプローチしている大学はないであろう。
 橘大学の池田修先生だけが、唯一「学級担任論」という講座で学生たちに迫っている。
 教育委員会の3つ(東京O区、大阪N市、愛知K市)のところから要請がある。
 これは、4月5日の始業式以前の講座である。
 この教育委員会は、勝負が始業式以前にあるという認識がある。
 大学がほとんど何も具体的な指導をしていない段階で、ここに勝負をかけようという認識は、実に正当なものであると私は思っている。
 今回担当した初任者には、事前に(4月2日)基本的な指導をし、そして給食と清掃の準備を一緒にした。
 このことはとても大きなことであったと、思っている。
 もし初任者が事前の準備をきちんとしないままクラスの活動を始めたならば、混乱は必至だ。
 どうするかを一々学年の主任の先生に相談して進めざる得ない。
 学年主任が一々相談にのってあげられる余裕があればいいが、ないところは悲惨だ。
 初任者は、自分の子供の頃の経験に頼る以外にない。
 だが、こんな経験でうまく進むはずはない。
 しょっちゅう立ち止まり、中断する。
 そのうちに、「先生、まえの学年の先生はこうしていました」「まえのクラスのやり方がいいよな」…などと子供たちが言うようになる。
 初任者は、この言葉に一番弱い。
 そこで、中途半端に前の学年のやりかたを挿入する。
 初任の先生の頼りなさが露呈し、その積み重ねが荒れを生むのである。
 このスムーズさが、学期はじめは大きな勝負なのだが、それができない。 
 そこで初任者は躓く。
 5月や6月から荒れてくるという意味は、こういうことである。
 ★
 4月の1ヶ月をスムーズに仕組みづくりができることは、初任者だけでなくクラスをもつ担任の大きな課題である。
 だが、それが大きな課題だと感じていない初任者は悲劇の始まりだ。
 子供たちと仲良く、元気に授業をしたり、遊んだりしていれば何とかなると思っている初任者は数ヶ月後に地獄を見ることになる。
 情熱さえあれば何とかなると思っている初任者はいるのである。
 教師の仕事がそんな簡単なはずはないのだ。
 ★
 もう一度、ここで知らせておきたい。
 関東地区の今年度初任者講座は、2月26日(土)の明日の教室で行う。
 
 
http://asunokyosi.exblog.jp/

 関西地区の今年度初任者講座は、3月5日(土)の明日の教室で行う。
 告知は、もう少し待ってほしい。

 http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2006/08/post_1a64.html

 ここで告知される。

 ブログ以外に宣伝の方法がない。
 私の講座を受けるかどうかが、もしかしたら教師人生を変えるかもしれない。
 どうか口コミで宣伝してほしい。
 

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コメント

 野中さん、こんにちは。
 山口県の中村健一です。

 全く同感です。
 クラスは軌道に乗るまでが勝負です。
 つまり、最初の1ヶ月、4月が勝負です。

 そのことを自覚していない若手が多い。
 教育委員会もそうです。
 でも、この1ヶ月の失敗を取り戻すのは、実は不可能ですからね。

 私の今からの講座のタイトルも、「最初1ヶ月がんばれば、残り11ヶ月楽できる」です。

 私も最初の1ヶ月は全力ですからね。
 それこそ、クラスが軌道に乗るまでは、毎日細かいメモ、分単位のスケジュールを作ってクラス作りをしています。

 その覚悟を若手に伝えるだけでも価値有りですね。

 全国の若手に、教師という仕事の素晴らしさを味わうまでがんばって欲しいです。
 やりがいのあるいい仕事ですからね。

 そのためには、野中講座です。

 私が大好きな若手たちが野中講座に行くはずです。
 いっぱい教えてやってください。
 そして、何とか1年目を乗り切らせてやってください。
 どうぞよろしくお願いいたします。

                中村 健一

投稿: 中村ケニチ | 2011年2月11日 (金) 21時18分

野中先生、初めまして!

4月から青森の小学校で新規採用になるkorgtrと申します。いつも楽しみにブログや本を読ませていただいています。

遠い場所ですが先生の著書を読み、感銘を受けてきました。2/26(土)はぜひ参加したいと思っていましたが、部活の大事な行事が入ってしまい、行くことができなません。とても残念ですが、先生の本4冊をもう一度読み込んで4月に備えたいと思います。

これからも先生からの発信を楽しみに、勉強させていただきます。

投稿: korgtr | 2011年2月13日 (日) 09時46分

korgtrさん、コメントありがとうございました。
 明治図書の心得術60の本と、2月24日刊の「新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則」の2冊を読み込んで、4月に備えて下さい。

投稿: 野中信行 | 2011年2月13日 (日) 14時55分

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