« 3月5日(土)の今年度初任研講座の業務連絡です | トップページ | 状況は、私たちの想定をはるかに超えている »

私の講座は、徹底的にやります!

   15日は、初任者指導教諭の最後の研修会であった。
 教文センターに174名の指導教諭が全員集合。
 研修の報告があって、それを受けて近くにいる先生たちで5分間の話し合いをした。
 その話し合いの様子を会場の先生に報告してもらいましょうということになった。
 1人目の先生は、子供が心ときめく授業をしたいものだという報告。
 次に、私のところへふられてきた。
「初任者指導をはじめて3年目です。今年の初任者に強調したことは、学級づくり、学級経営でした。授業というより学級づくりを強調しました。初任者はとても落ち着いた学級を作り上げました。今年分かったのは、大切なのは学級づくりなのだということ。
それも4月の1ヶ月がとても重要なことが分かりました。ほとんど学級作りの80%がこの1ヶ月で決定します。私たちは今まで授業、授業と強調してきましたが、実は学級作りが土台になって、そこに授業がのっかってくるのだということが分かりました」
 このようなことを話した。
 司会者が、「学級経営がとても大切なことが分かったということでした」とまとめていた。
 多分、ほとんど通じなかったのだと思う。
「初任者は、確かに学級経営は大事だよな」「そうだね」で終わりであろう。
 ところが報告は、ほとんどすべてが授業研究の報告であった。
 私が、どれだけ初任者の出発は、学級作りに時間をさかなければいけないと口酸っぱく言っても、そのことの意味がほとんどの教師に伝わらない。
 委員会の研修担当の教師たちにも、ほとんど意味が分かっていないのだと思う。
 その証拠に、授業の指導ばかりをやっているのである。
 ★
 横浜は、737名の初任者。
 7,8割の初任者のクラスは荒れると言われている。
 今年は大丈夫だったのだろうか。   
 すでに私の親しい指導教諭の担当だった一人の初任者が9月に退職している。
 ★
 東京明日の教室の主宰者の佐瀬先生は、今日のメールで次のように書いている。

「とりあえず、HPでは60名まで募集したいと思います。
その後は、初任者に限定して追加募集をメールで受け付けようかと。
会場は机なしなら100名程度入れます。

京都もすでに30名を超えてますね。
野中理論の魅力もさることながら、教師を続けていくことに難しさや不安を感じている若手教師が多いことを改めて感じました。」

 佐瀬先生とは、当初東京では、とりあえず30名程度でじっくりやりましょうという打ち合わせであった。
 ところが、とんでもない事態である。
 京都は、告知して数日で30名を超えている。
 この現象は何であろうか。
 ★
 これは、佐瀬先生が「教師を続けていることに難しさや不安を感じている若手教師が多いこと」と言われていることなのであろう。
 もっと言うなら、ここに教育界のひずみが吹き出ているのである。
 だからこそ、切羽詰まった不安が渦巻いているのである。
 私のところに40歳代で教師になろうという2人の方から連絡をもらった。
 必死の思いが伝わってくる。
 もう後戻りはできないのである。
 だからこそ、私の講座も徹底的にやる。
 こういう人たちを途方にくれさせてはならない。
 
 
   

|
|

« 3月5日(土)の今年度初任研講座の業務連絡です | トップページ | 状況は、私たちの想定をはるかに超えている »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 野中さん、こんにちは。
 山口県の中村健一です。


 全く同感です。
 なぜ、これだけ学級づくりの大切さを言い続けても届かないのでしょうね?
 現場は授業づくりを神聖化しすぎです。学級づくりをもっと大切にするべきです。


 私が若い頃は、面白い授業づくり、子どもに分かりやすい授業づくりに熱中できました。
 だって、子どもたちは同じクラスになれば、即仲間だと思ってくれていましたからね。教師は、学級づくりを意識することなく、授業づくりに熱中できた訳です。


 しかし、今の子は違いますからね。同じクラスにいても、たまたま一緒のクラスになっただけです。
 そのただ集まった子どもたちを「集団」に変えていかなければならない。だから、教師は大変です。

 このことを意識して、クラスづくり、つまり、「集団」づくりをしないと学級は成り立ちません。そして、授業も成り立ちません。


 その逆に、学級づくりがうまくいけば、授業などどうにでもなります。
 たとえば、学級づくりがうまくいった今年の私の学級では、ただの意味調べに子どもが喜々として取り組みます。ただの音読練習に大喜びで取り組みます。


 学級づくりのベース、基盤があって、初めて授業が成り立つのだと思います。


 新採の方々に伝えたいのも、まずは学級づくり。それができてからの上積みの授業づくりです。


 いつもながらまとまりませんが、私も学級づくりの大切さを伝えていきたいです。
 いい学級を作るためには、最初1ヶ月が勝負。
 これは、間違いないです。
 それも伝えていきます。


 若手には、まず基盤である学級づくりをクリアして、授業づくりの楽しさを感じて欲しいです。
 どんな面白い授業をしても、学級づくりの基盤のない学級では盛り上がりませんから。


 結局、まとまりませんね。
 ごめんなさい。
 でも、言いたくなりました。


               中村 健一

               

投稿: 中村ケニチ | 2011年2月16日 (水) 20時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520860/50889033

この記事へのトラックバック一覧です: 私の講座は、徹底的にやります!:

« 3月5日(土)の今年度初任研講座の業務連絡です | トップページ | 状況は、私たちの想定をはるかに超えている »