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勤務がない日は、「てっぱん」を見る!

   勤務がない日は、朝の8:00からNHKの連ドラ「てっぱん」を見る。
 ほのぼのとした気持ちにさせられる。
 私の知り合いは、毎日5回も見るという。(笑)
 どうしてそんなに見られるのかというと、BSで7:30からやっている。
 おそらく中高年が、惹きつけられるように見ている。
 この連ドラのテーマは、家族愛、隣人愛とでも言えるのではないだろうか。
 日本人がとうに失ってしまったこれらのテーマを執拗に描いていくことによって、私たちはその懐かしさに心を奪われる。
 ずっと昔、私たちは貧しくても、確かにこのような心を持っていたのである。
 ★
 先日、鳥取を訪れたとき、長谷博文先生から言われた。
「野中先生に一つ恨みがある。それは先生が紹介された佐伯泰英の時代小説を読み出したら止められず、教材研究がおろそかになる状態だ」と。
 長谷先生もはまってしまったのだ。
 私も連続物が発売されたら、飛んでいって買う。
 最近も、「酔いどれ小籐次留書」の「新春歌会」が出たので急いで買った。
 3日で読んでしまった。
 老化現象で最近本が読めず、ちょっと無理をするとすぐ左目が充血する。
 困ったもので、送ってもらった本もついつい読めずにいる。
 だが、この本だけは別である。
 だましだまし読んでしまう。
 これら一連の佐伯の本も、テーマにしているのは日常の中で展開される隣人愛とでもいったらいいのか。
 読み終わって、ほのぼのとした気持ちが残る。
 ★
 先日、横藤雅人先生から河井寛次郎展を見てきたという話を聞いた。
 河井に娘が尋ねている場面がテレビで放映されていたという。
 「人間がしあわせになるためにはどうしたらいいでしょうか?」という問いかけ。
 河井は答える。
 「自分の身の回りや足元にあるものを大切にすること」と。
 ★
 ふと思い出した。
 義父と義母の金婚式におくった言葉。
 
 …………
 とびきり教え方がうまかった教師章さん。
 いつも前へ前へと進んでいった勉強家春代さん。
 決して立派すぎず/決して無理をせず/しあわせはいつもいつも
 平凡な普通の生活にあることを教えてくれた50年
 ゆったりゆたかに/光を浴びながら過ごした50年
 そこにはいつもよろこびがこめられていた
 風に吹かれながら/生きていることのなつかしさに/ふと胸熱くなる
 そんな日があっていい/そしてなぜ胸熱くなるのか
 黙っていても分かってしまう二人
 二人の50年は私たちに多くのことを教えてくれる
 金婚式おめでとうございます
 ★
 あの日から何年が過ぎようとするのであろうか。
 もうこの世の人でない二人のことを思い出す一日である。
 
 

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コメント

 野中先生、素敵な詩ですね。昨日は、柴田トヨさんの詩を幾つか読んで聞かせ、板書して、一緒に声に出して読んだりしました。感想も何もいわすことなし、ただ、読んだり視写したり。心が温かくなる詩ばかりですね。私は何度も何度も繰り返し読んでいます。
 佐伯氏の本、今も朝晩、風呂でもトイレでもベットでも書斎でも毎日読んでいます。私たち日本人が忘れかけた古き良き日本人のあり方がそこにあるように思います。
 野中先生に恨みなどと大失言したことをお詫びします。大感謝です。

投稿: 長谷 | 2011年2月23日 (水) 05時07分

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