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1年間の構想を練る

  5,6日と一泊の旅行へ出た。
 今年1年について考える旅行である。
 今年は、富士山のそばで行おうと思い、山梨の富士吉田にあるホテルへ行った。
 新幹線で三島まで行き、そこから1時間ぐらいの場所にあるホテルである。
 富士山が目の前に聳える。
 みごとな絶景。
 ★
 かつて江戸の浮世絵師葛飾北斎も、この富士山にこだわり、絵本「富岳百景」を出した。
 富士山をあらゆる角度から描き尽くしてしまっている。
 その富士も、いまやパワースポットになっていて、信心のあるなしにかかわらず、悩む人たちのよりどころになっている。
 しかし、本来は富士山本宮浅間神社のご神体であり、奥院のある山頂から8合目までは神域なのだ。
 ★
 三島駅に下り立つと、もうすぐに富士山が聳えている。
 ホテルからの迎えのバスに乗り、まず浅間神社へ行き、お参りをする。
 ★
 退職して3回目の正月を迎える。
 女房からは、言われる。
「お父さんは、まだ現役のままの忙しさだね。いや、もっと忙しくなっているかもしれない」と。
 無言のままに照れる。
 ほんとうは、そんなつもりはなかったのだが、現状はその通りである。
 ただ、森信三先生の次の言葉を胸にしている。
 
 「人は退職後の生き方こそ、その人の真価だといってよい。
  退職後は、在職中の三倍ないし五倍の緊張をもって、晩年の人生と取り組ま
  ねばならぬ」
 ★
 暮れに、親しい友人からメールがきた。同世代の友人である。
 退職して再就職している。だが、その職も、3月を限りに辞める。
 落ち込んでいるというメールである。
 一旦辞めるとなると、不安、孤独、寂寥感に襲われると書いてあった。
 人ごとではない。
 返信で、次のように書いた。
 
 「不安、孤独、寂寥感が悪いことだと考えているから落ち込むのではないか。
  いずれ我々は、一人になる。
  その時、必然的に不安や孤独や寂寥感に陥る。
  付き合う以外にない」

 強がって見せただけである。
 私もその時になったら落ち込むであろう。
 ★
 この1年間。
 どのように過ごしていこうか。
 さまざまに構想を練る。
  
  
 
 
 
 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

時がきてしまうのは仕方ないことなのかもしれません。でも、本当に現場の事を考えて下さる方にはずっと現場に居ていただきたい…と思ってしまいます。

投稿: kiki | 2011年1月 8日 (土) 17時05分

野中先生のブログ、いつも大変参考になります。養護教諭をしていますが、研修会のおりに、先生のみそ汁・ご飯授業についての考え方を資料として出したいのですがよろしいでしょうか。

投稿: 大森 由美子 | 2011年1月 9日 (日) 13時30分

大森先生、コメントありがとうございます。
研修会での資料のこと、どうぞ自由にお使い下さい。私の書いたものについては著作権は主張しませんので、自由にお使い下さい。

投稿: 野中信行 | 2011年1月 9日 (日) 20時58分

kikiさん、いつもコメントありがとうございます。
ふいと差し挟んでもらえるコメントにいつも感謝しております。
 これからもよろしくお願いします。

投稿: 野中信行 | 2011年1月 9日 (日) 21時10分

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