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石川晋さんのベスト10

   2010年が去ろうとしている。
 北海道の石川晋さんが、今年も音楽ベスト10を発表している。
 http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/blog-entry-548.html
 晋さんが薦める「ベスト3」は、いつも買うようにしている。
 といっても、音楽に縁遠い私にとって、しっくりくるものはなかなかない。
 今まで晋さんが薦める中で、一番うけたのが「letters」(川江美奈子)。
 これは良かった。
 音楽に縁遠いといっても、片寄っているだけである。
 10年ぐらい毎日聴いているのは、「フジ子・ヘミング」。
 全てのCDを持っていて、毎日仕事中のバックミュージックとして聴いている。
 もうフジ子さんのピアノは、私に染みついている。
 特に、固いイメージがあったリストをこのように聴けるようにしたのは、フジ子さんの功績ではないだろうか。
 ★
 さて、石川晋さんの薦める今年のベスト3は、次のようになる。 

 3位 チャットモンチー”AWA COME”
 故郷徳島で作ったという一枚。緊張感から解放された一枚、遊び心も満載。随所に彼女らの出自を掘り起こすような歌詞や音が埋め込まれている。ラストの“また、近いうちに”は、胸にぐっとくる。福岡と高橋は、鳴門教育大学を出、教師を目指したという。バンドの夢を追い上京する田舎娘たちだったのだろう、と。帰れない場所、冷たい場所…。「昔よりも 好きになれた/私の故郷」「昔よりも 分かり合える/私の故郷」は、実感だろう。草間彌生を思い出す。チャットモの代表作といったものではないのだが、とても引きつけられる一枚だった。

Awa Come(初回生産限定盤)(DVD付)
(2010/10/27)
チャットモンチー

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2位 BUMP OF CHICKEN”COSMONAUT”
 3年、待ちこがれたバンプの新作は、12月に出た。これは、圧巻の一枚である。説明の必要もない、聞けば納得の一枚。しかしなあ、宇宙飛行士をタイトルに掲げながら、歌詞の「宇宙」は、以前以上に、小さな世界になった。もともと彼らは、小さな小さな宇宙を抒情的に歌い上げることに長けているバンドではあるが、少し複雑な気持ちになる。いずれにしても、圧倒的な傑作である。

New Album「COSMONAUT」
(2010/12/15)
BUMP OF CHICKEN

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1位 サカナクション”kikUUiki”
 ロックとテクノと歌謡性と…。今作が彼らのとりあえずのところの完成形と見て間違いないだろう。ライブも見たが、素晴らしいパフォーマンスだった。山口一郎の詩世界は、若手のミュージシャンの中では久しぶりに伝統的な文学の匂いを感じる。コミックの匂いがするバンプの藤原基央とはおもしろい対比になっていると思う。純文学的なものと大衆的なものとのバランスを明確に意識している、その進み方自体が、とてもおもしろくて新しい。それにしても、最終曲“目が明く藍色”は、近年のベスト1である。

kikUUiki(初回限定盤)
(2010/03/17)
サカナクション


 

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