« いじめ自殺事件、その後 | トップページ | 再び、報道ステーションの初任教師自殺の番組を見て »

学級の問題で相談を受けました

    知り合いから学級のことについて相談を受けた。
 2年生のクラス。いつもざわざわしていて、落ち着かない。学級が崩壊しているというわけではないが、とにかくおしゃべりがひどく、いつも注意に追われているという。
 こんなクラスは、どこにでもある。
 学級崩壊とまでは言われないが、ほぼ同じである。
 11月になって、こんな状態になっているクラスに何か的確なアドバイスがあるのか。
 ほぼ絶望的である。今までのつけが全部クラスの問題に降りかかっている。
 どこの学校にも、転がっている。
 唯一次のようなことしか手立てはない。
 知り合いには、次のようにメールをする。
  ★
 学級の問題ですね。どうでしょうか?そんなに極端に荒れていないのですね。
 でも、落ち着きがなく、おしゃべりが多いということでしょうか。
 そんな状態を克服していく一番の手立ては、スピード・テンポ・リズムです。
 多分、クラスは、何かにつけてだらだらしていると思います。スピードがな
 くなっているはずです。
 だから、一番必要なのは、どんなことにもスピードをつけること。授業は、
 テンポをあげること。この2つです。
 朝の会、終わりの会も5分ぐらいで終わること。体操着や給食の白衣も、とに
 かく早く着替えさせること。
 どんどんスムーズに進ませることです。挨拶の時にちゃんとしていなくても、
 そんな子は無視してどんどん進めることです。
 何度も何度もやり直しが一番いけません。すぐ始める。
 授業の時間も、きちんと守っていますか?時間をきちんと守れるようにしてい
 かないとだらだらは解消しませんよ。
 とにかく教師が時間に敏感になることです。スピードをつけること。授業では、
 テンポを速くして、空白の時間がないようにすることです。まず、そこに気を
 付けて下さい。
  ★
 かなりの覚悟が必要だ。
 軌道に乗ってくると、クラスは落ち着いてくるはずである。
 なぜなのか?
 何度もこのブログで書いてきたことを繰り返す。
 子供たちは、15秒で展開されるコマーシャルやゲームの速度に染め上げられている。 そのスピード感にずぶずぶと浸っている。
 これはもう無意識の領域である。
 だから、クラスで、だらだらと停滞し、空白の時間があり、……という展開の積み重ねで、子供たちの体が不快な反応をする。
 子供たちが不快になれば、クラスのその状態と同じような状態を子供たちが示していく。だらだら、まったり……。
 行き着く先は、崩壊である。
 クラスの時間感覚が子供たちの時間感覚とずれている。
 だから、その時間感覚を子供たちに合わせていく以外に手はないのである。
 しかし、担任は、その反対のことをやる。
 だらだらしていることに対して、言葉で繰り返し繰り返し注意する。叱る。
 その場では静かになるが、また同じである。
 子供たちは、言葉の意味は分かるが、体が反応しない。無意識の領域のことだから。
 

|

« いじめ自殺事件、その後 | トップページ | 再び、報道ステーションの初任教師自殺の番組を見て »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 学級の問題で相談を受けました:

« いじめ自殺事件、その後 | トップページ | 再び、報道ステーションの初任教師自殺の番組を見て »