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やはり効果があったのは、出力型学習であった!

   初任者のクラスに入る。
 分数テストの返却をされていた。
 回って子供たちのテストの点数を見ていると、70点以下の子供が二人だけであった。
 なかなか良い調子である。
 4,5月はこうはいかなかった。
 何人もの子供たちが、なかなかいい点数をあげられなかった。
 ★
 明らかに授業が変わっている。
 何が変わったのであろうか。
 まず第一に、テンポが良くなっている。
 第二に、授業が、入力型授業から出力型授業へ変わっている。
 さしずめ、この2つが子供たちの成績を上げていることにつながっているのであろう。
 ★
 算数の場合の入力型授業とは、何であろうか。
 この名前は、私が勝手につけた名称であるので、説明が必要である。
 これは、問題の解き方をさまざまに考えていくことである。
 だから、どうしても教師の説明が多くなる。
 一方の出力型授業は、入力をさっと済ませて、その解き方に従って、実際の練習問題を多くこなしていくことになる。
 この場合、ノート指導が重要になっていく。
 ★
 二人だけ70点以下の子供がいる。一人は、完全なケアレスミスである。
 残るは、あとの一人である。
 この子供をどうしていくかを考えた。
 算数を嫌っている。しかし、ノートはとても丁寧である。
 まず、どこにつまづきがあるのかをきちんと探らなければいけない。
 初任者は、なかなかここまで手が回らない。
 やることがあまりにも多すぎるからである。
 ★
 私は、この子供の現状を考えて、一つの手を考えた。
 授業の最初の5分間に、昨日の算数の復習をしたらどうだという提案である。
 算数は、系統的な積み上げが大切な学習である。
 昨日わからなかったら、その延長にある今日の問題も、なかなか分からない。
 だから、とりあえず昨日の練習問題を出して、復習させるのだ。
 最初は、なかなか出来なくても、これを積み重ねていくことで手応えが出てくる可能性がある。
 実は、私が実践済みの方法だからである。
 今日の勉強は、昨日の学習の復習から入る。
 しかも、徹底して出力型学習でいく。
 ★
 どうするか。
 昨日勉強した問題を手書きで書いてテストにすればいい。(手書きでいい)
 黒板に問題を書いて、ノートに書かせるという手もあるが、そのノートには、昨日に解いた答えが書いてある。ちょっとまずい。
 手書きが、一番時間節約になる。
 だが、時間がないときは、白紙の用紙を準備していて、それを配付して、板書の答えだけを書かせればいい。
 テスト時間は、2,3分。まるつけは、隣同士で交換して、教師が答えを言う。
 昨日の問題がどのくらい理解しているかの評価もできる。
 ★
 どうだろうか。
 
 復習(5分)―本時(35分)―本時の練習(ドリル)(5分)

 これを繰り返して、きちんと学習をつなげていく。
 
 ★
 明日、初任者に提案してみようと思う。
 
 

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