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もうそんな時代は、再び来ることはない

  私のブログを読んで、愛知の玉置先生が、次のような仕事日記を書かれている。

 ★
 野中信行先生のブログ「風にふかれて」最新記事に次の記述があった。

 教育委員会の初任研の研修会でも、教師塾でも、どこでも「授業力」に力を入れている。私が主張している「学級づくり」などの研修はほとんどない。

 さっそく我が県の初任研はどうなっていたのだろうかと担当者に確認する。言われるように県教委主催、教育事務所主催の初任研には「学級づくり」を中心とした研修はなかった。あとは市町村教委主催、校内研修となるが、こちらもおそらくないだろうと推測。この機会にと思い、担当者と初任者研修のことについて意見交流。来年度への参考にと、野中先生の最新記事を渡す。

 ちなみに小牧市では毎年3月末に、着任前の初任者対象(強制参加ではない)の講演会が開催されている。その講師は野中先生。初任者がしっかりとした第一歩を踏み出せるように、そして1年間無事にやり遂げられるように、野中先生の著書も渡すという大サービス付きの講演会開催が恒例となっている。

  ★
「私が主張している『学級づくり』などの研修はほとんどない」などと、よく調べもしないで、断定的に書いているものである。
 玉置先生は、早速調べてもらっている。ありがたいものである。
 おそらく、日本全国同じような傾向であろう。
 また、調べもしないで、このように言っている。
 なぜ、このように言えるかと言えば、この分野は、ほとんど重要視されてきていないからである。
 「教師は授業で勝負」という言葉が、教師たちにも、教育委員会関係にも、大学にも、染み渡っている。
 当の初任者たちにも、染み渡っている。
  しかし、「学級づくり」「学級経営」(私は、学級経営の中に、学級づくりを含めている)が問題であると気付き始めているのは、教育委員会であると思う。
 私への講演依頼は、ほとんどがそれである。
 ★
 何度も言うが、学級づくりは、学級経営の土台づくりになる。
 その土台の上に、授業が乗っかる。
 土台がしっかりしなければ、やはり授業もうまくいかない。
 70年代までは、そんな土台なんかほとんど考えることはなかった。
 ある面での土台は、もうできあがっていたのであるから。
 授業を考えれば、なんとかなった時代であった。
 もうそんな時代は、再び来ることはない。
 

 


 
 

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