« ああ、英語教育 | トップページ | 初任者は、順調に船出。 »

学級システム・授業システムということ

   ぶらっしゅあっぷ教師力第4号が発刊された。

 特集は、「私の学級システム/私の授業システム」である。

 編集長の堀裕嗣さんが、特集の意義を次のように書く。

 重要なことなので、全文書き抜いておきたい。

「かつて『教育技術の法則化運動』が『黄金の三日間』を提唱して若手教師を歓喜させました。子どもたちのだれもが教師の言うことを聞く『黄金の三日間』において、子どもたちの心を鷲づかみにするような授業を展開するとともに、学級システムを確立してしまおうという提案です。学級経営に悩む若手教師に一つの有効な視点を提起したわけです。

 その後、野中信行先生が『3・7・30の法則』を提起して『黄金の三日間』の考え方により現実性を与えました。学級システムづくりを現実的に考えていくためには、『最初の三日間』『最初の7日間』『最初の30日間』でそれぞれやるべきことがあり、その機能性も異なるという提案でした。

 今号は、この2つの提案を踏まえ、年度当初に敷くべき『学級システム』『授業システム』について考えてみようという特集です。そのために、三十代から四十代の中堅・ベテラン教師に提案していただくことにしました。『教師力ブラッシュアップセミナー』としては自信のラインナップです。

 さて、私は2009年度、一学年九学級という大規模校に転勤し、副担任をして一年生九学級を比較しながら、入学直後からの一年間を観察してきました。この学級はこういうシステムで動いている、この学級にはシステムがない、この学級にはシステムがあることはあるが、極端にゆるい……そんな感じで見てきたわけです。

 システムがない、或いはゆるい学級では、教師のパフォーマンスによって子どもたちを動かさなくてはならなくなります。そうすると教師がとてつもなく忙しくなります。また、教師も一人の人間ですから、そう一貫した態度で子どもに接することができるわけではない。もちろん、教師はそう心がけますが、一年間の長丁場、神ではない私たち教師にはなかなか難しいことです。そしてそうした、ちょっとした、小さな一貫性の乱れが集積し、子どもたちの不満を呼び込んでしまうわけです。それが大きく顕在化していくのは、二学期後半。子どもたちが学級に慣れ、担任のキャラクターにも慣れ、そして大きな行事が終わった頃、学級は少しずつ、しかし確実に小さな事から崩れていく。そういう現象が起きます。

 こうした現象に陥らないためにも、揺らぐことのない、確かなシステムを、学級経営にも授業運営にも敷く必要があるのです。今号の特集を、こうした観点で読んでいただけると、皆さんの新たな学級経営・授業運営に資するものになるはずです」

 ★

 「学級づくり」も「授業づくり」も、システムとして考えようという提案である。

 私が提唱した「3・7・30の法則」も、仕組み(システム)作りとして構想した。

 それが、このように受け止められ、深められている。

 私は、学級崩壊に対する1つの処方箋として構想した。

 多くの教師達が学級づくりにおいて、<その日暮らし学級経営>をしている。その克服をしなければ学級崩壊に対処できないと身構えたからである。

 いまだに多くの教師達が、<その日暮らし学級経営>をしている。

 「システムがない・或いはゆるい学級」である。

 年中行事と<その日暮らし授業>で、1年を乗り切ろうとしている。

 もうだめだ、そんなことで乗り切れなくなっている。それが、現在である。

 ★

 手作りの雑誌であるが、現場でいま何が必要であるか、それを問うている。

 申し込みたい方は、次の処へ。

  http://www.bbweb-arena.com/users/t-fuji52/myweb4_021.htm

 

|
|

« ああ、英語教育 | トップページ | 初任者は、順調に船出。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520860/48077499

この記事へのトラックバック一覧です: 学級システム・授業システムということ:

« ああ、英語教育 | トップページ | 初任者は、順調に船出。 »