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愛知県K市の初任研が終わりました!

  愛知県K市に、初任研講師として行った。

 昨年に引き続き2回目である。

 冒頭、初任者の人たちに、教育委員会の心意気を話した。

「まだ辞令前の29日に、初任研の第1回目を行っている教育委員会は、多分K市だけだろうと思います。

 始業式前の準備をできるだけ早くさせてやろうという配慮です。

 今日、私の話を聞いて30日、31日と日にちがあります。じっくりと準備をしてほしいと思います。」

 初任者27名。初任者指導の先生方、教務主任の先生など数多くの方々も参加されている。

 校長先生も4名参加されていた。

 こういう初任研に、校長先生が参加されているということだけでも意気込みが違う。

 前教育長副島先生の現場イズムが、こういうところにも浸透していると、私は思った。

 ★

 2時間30分。間に10分間の休憩をはさみながら、語り続けた。

 真剣に受け止めてもらったと思う。

 表情を見れば、その様子がよく分かった。

 「新卒教師時代を生き抜く心得術60」(明治図書)を初任者全員に配布された。

 「もう持っています」という数人の初任者がいた。

 最後に、1年間をとにかくがんばりぬいてほしいという話をした。

「自分に向いている仕事が他にあるのではないかと1年目の途中で辞めていく人がいる。自分に向いている仕事なんて、そんなものはない。向くかどうかは、自分の働きかけで決まっていく。

 1年目。子どもが嫌いになることがある。いやでいやでたまらないと思うことも出てくる。しかし、ここからなのだ。何としても1年目を凌いでいく。2年目になったら、見通しが出てきて、余裕が出てくる。」

 今までの人生で、ほとんど挫折を味わうことなく、順調にきた初任者たちは、この1年で、はじめて挫折感を持つ。

 七転八倒する。いいじゃないか。挫折なんて、乗り越えるためにある。

 とにかく、それを乗り越えるのである。

 ★

 夜、久しぶりに副島前教育長や、玉置先生たちと懇親会で会う。

 さまざまな話をした。とても楽しかった。

 今、副島先生は、名古屋大学の大学院に通っておられる。

 テーマは、授業研究で学校をどのように改革していくかという内容であると聞いた。

 子どもの側からの授業記録の分析などは、いくらもされている。しかし、教師の側からの研究は聞いたことがない。

 その成果に期待したい。

 そこでの話の中で、初任者の授業の話題が出た。

「初任者の授業は、ほとんど高校や予備校の先生の授業がインプットされているのですよ。小学校の授業なんて、もう忘れてしまっている。だから、少々の研修で授業の取り組みをしても、そのイメージを変えることはできないですよ」

と話された。

 この話には、とても納得した。

 そうだなあ、なるほど、なるほど、ということである。

 だから、初任者はともすれば、「説明」が多くなり、子どもたちに語ることが増えるのである。

 とりあえず、初任者の授業観をどのように改革するかが大きな課題である。

 ★

 名古屋の東横インに泊まった。

 夜中に、寒くて目を覚ました。

 もう4月になろうとしているのに、真冬のような寒さだ。

 それでも、桜の花びらは、暖かい春を待っている。

 3月31日になる。別れと出会い。

 また、新しいところでの、新しい生活が始まる。

 

 

 

 

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