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ふたたび「味噌汁・ご飯」授業を考える

  初任者の研修の関係で、今日は、午前中の4時間は、私が授業を行う。

 朝、学校へ行くと、机の上に今日の予定が乗せてあった。

 1時間目が、算数(1桁同士の繰り上がりのたし算)、2時間目が、国語(くじらぐも)、3,4時間目が生活科で給食室の見学と発見カードへの記入 ということだ。

 急いで、教材研究を行い、教具を準備し、「味噌汁、ご飯」授業の実験である。

 ★

 私は、「味噌汁、ご飯」授業を縦と横(縦糸・横糸ではない)の課題(仮)として設定しようとしている。

 縦の課題は、教師のねらいをはっきりさせるということ。(教えること)

 横の課題は、子供をいかに作業させていくかということ。(活動すること)

 この2つを合体させて授業づくりをしようとしている。

 縦の課題は、次のようなことだ。

 ①本時の目標を明確にする。

 ②その目標を踏まえて、授業のはじめ、まん中、おわりを構成する。

 ③本時でむずかしいところ(つまずきやすいところ)をチェックする。

 ④発問(むずかしいところを問いかける)、指示、説明をテンポ良く、繰り出す。

 

 さて、横の課題である。

 縦の課題に、横の課題を絡めていきたい。

 縦の課題は、あくまでも教師の教えたいことにしか過ぎない。

 授業は、教師と生徒の交互作用である。

 そして、授業は生徒のエネルギーをどのように発揮させていくかで考えるものである。

 そうするならば、子供達(生徒)がよくのってくることを設定していくに限る。

 それを横の課題と考えたい。

 ★

 昨年からずっと初任者の授業を後ろから見ている。

 見る視点は、はっきりしている。

 どこで子供達はのってくるか、どこで子供達は飽きてくるか。

 授業をしていると、なかなかこの視点で子供達をつかむことはできない。

 しかし、見るということで、この視点からつかむことができてくる。

 私は、はじめてこのような視点で子供達を見ていることになる。

 授業の中で、子供の行為は、次のことになる。(1年生の場合)

  1. 聞く…教師の説明
  2. 発表する
  3. 読む(音読する)
  4. 書く(ノートに書く、プリントに書く、黒板に書くなど)
  5. 物を操作する(ブロック、おはじきなど)
  6. 作る、描く
  7. ゲームをする
  8. 体を動かす            など

 授業を見ていると、子供達が飽きるのは、1つのことに限られる。

 1,聞くという行為 のときである。

 教師の説明は長すぎる。くどい。

 そのために、何を言っているのかわからなくなる。説明の間に、子供を叱ったりするから余計に分からなくなる。

 最初から先生の話は聞かない、聞けない子供もいる。

 だから、この聞くという行為をできるだけ少なくし、説明や指示は、できるだけ短く、簡潔にすることである。

 2,3がうまくできる子供は、授業にのってくる。

 4から8も、子供達は、のってくる。

 書くことは嫌なことだと考えるのは、私たちの思い込みである。

 要するに、子供達は、手足を動かしたり、体を動かしたりしていれば、飽きることがないのである。

 よし、横の課題として、これを使おう。

 ★

 とすると、「味噌汁、ご飯」授業はどうなるのだろうか。

 ○本時の目標

 ○はじめ

  ・指示、説明、発問があり、そして2から8の課題を入れる

 ○まんなか

  ・指示、説明、発問があり、そして2から8の課題を入れる

 ○おわり

  ・指示、説明、発問があり、そして2から8の課題を入れる

 要するに、縦の課題(教えること)の中に、横の課題(活動すること)を絡めていくことなのである。

 ★

 横の課題だけだと、活動主義になる恐れがある。

 生活科や総合で、さんざん活動主義を批判してきたはずである。

 縦の課題だけだと、教え込みの授業になる恐れがある。

 一方的に子供達が聞く側にまわれば、もはや授業としての交互作用はなくなってしまう。

 この縦と横の条件がうまくかみ合っていけば、

 池田修先生が、「味噌汁・ご飯」授業の要素としてあげてある、

 1,日常的で

 2,飽きることが無く

 3,栄養価が安定している

 授業になっていくと、考える。

 ★

 しかし、これは私が現在構想中のもので、まだまだまとめることができない。

 どの教科でも使えるか、それも分からない。

 難しい単元(たとえば、6年の国語単元「やまなし」など)に応用できるものか、まだ考えられない。

 ★

 私のブログは、このように現在進行形の話題でいきたい。

 明日は、また少し変わっているかも知れない。

 11月15日(日)の私の講座では、もう少しまとまった内容を出せるといいなと思っている。

 

   

 

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