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コメントに答えます

   このコメントには、答えておかなくてはならないであろう。

 先日のブログでのことである。

 このようなコメントをいただいた。

 

 初めてコメントさせていただきます。
こんなことを質問してもよいのかと思いつつ・・・。
時間内に・・・というやり方は、TOSSの実践などでもよく拝見します。やってみるのですがうまくいきません。一度で終わればいいのですが、やり直し・間違い直しなどさせていると、とてつもなく時間がかかってしまいます。それと私が個別に点検している間に、ほかの子のを答えだけ教えてもらったり(指導の問題なのでしょうが)早く終わらせたくていい加減に取り組んだりと、煩雑になってしまいがちです。そんなわけで、やっている時はしっかりと見届け、あとで点検というようにまた戻ってしまいました。それでも、「時間内に」というのを目指したいのですが、もう少し詳しくこのやり方についてお話しいただけるとありがたいです。

投稿: シープ |

 確かにそうだろうなあと思う。

 私の場合は、次のような方法でおこなっていた。

 ①(ドリルチェックの場合)できたものから持ってくるように指示する。

 ②サインは、スリーA丸(すばらしい)、スリーA(よい)、ツーA丸(もう少し)<子供達との約束で掲示しておく>

 ③即座に見て、そのサインをつける。(言葉を添えながら)とにかくスピードが勝負である。一々間違いの指摘などしない。よほどの間違いの場合だけ、×をつける。それだけ。ずらっと子供達が並ぶ状態は作らないようにする。

 ④終わった子供には、事前に何をするかを指導しておく。

 作文も、そのようにしていた。漢字の間違いや語句の間違いなども、ほとんど指摘なんかしない。

 算数ドリルなどは、時間を決めて取り組み、答え合わせを全体で行い、「1,2班持ってきなさい」と言って、丸付けをしたページをさっと見て、ハンコを押していった。(全体を並ばせることはしない。2分程度の時間である。席についている子供は、間違いを直していたりする)

 きちんと丸をつけているのか、点数はきちんとつけているか、できばえはどのくらいかなどをチェックするのである。

 そして、私からハンコを押してもらった子供は、算数ドリルをしまう籠にしまって終わりである。(もって帰らないで、教室保管としていた)

 ただし、この方法をとる場合は条件がいるであろう。

 A、早くできた子供から教師の処へ持ってこさせるのだが、早くできることが決して良いことだという価値観を持たせてはならないことだ。これは、あくまでも時間差を利用して、その場で処理することのメリットを有効に使おうとすることであるから。

 B、一時に処理することは、一事(サインをする、ハンコを押す)に限定しておく。あれもこれも狙わない。(では、間違い直しなどはどうするのだということになるが、それは別の時に行う)だから、ずらっと並ぶことは、ほとんどない。

 C、これが一番大切なことかもしれないが、サインをする、ハンコを押す時間をきちんと授業時間に組み込んでおくことである。

 D、それでも、どうしてもつけらない場合が確かにある。その場合は、ページを開かせたまま、重ねさせて、空いた時間に即座に処理するのである。

 

 大切なことは、どうしてもやりきるんだという仕事術を身につけていくことである。

 

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コメント

丁寧なお答えをありがとうございました。
名前の通り、経験年数だけがやたらと増えて、日々迷ってばかりの人間です。それでも、出会った子どもたちのために、少しでも向上したいという気持ちだけは持っていたいと思います。これからも、こちらのブログで勉強させていただきたいと思います。

投稿: シープ | 2009年9月17日 (木) 20時31分

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