サンタクララ校の先生達にお会いする
三育サンタクララ校(補習校)の吉田校長先生と前川先生とお会いした。
10日(金)の12時である。
2人の先生達は、東京で開催される同窓会に出席されるために、アメリカのサンノゼからこちらへ来られていた。
私が、この夏にサンタクララ校へ行くことになっているので、その打ち合わせで横浜駅でお会いしたのである。
一度だけ以前、前川先生にはお会いしている。
横浜で、私が講演をしたとき、たまたまこちらへ研修会で来られていたときに、
時間を合わせて駆けつけてこられたことがあったのである。
その前川先生の縁で、サンタクララ校にお邪魔することになった。
吉田校長先生は、40歳ちょっと(?)ぐらいの先生だろうか、精悍な感じで、さまざまなスポーツを経験されてきたということでがっしりされた方であった。
風貌からすると、とても校長先生という感じではない。
ところが、話はおもしろかった。初めて聞く話が多かった。
校長先生の話の中には、一時に一事の原則、「Aさせたいなら、Bと言え」という教育技術の話も盛り込まれた。ものすごく勉強を積み重ねておられる。
あっという間に時間が過ぎ、4時間以上語り合った。
最近、このようなおもしろい語り合いをしたことがなかったので、私は興奮していたのだと思う。
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サンタクララ校は、アメリカ西海岸のサンフランシスコの近くのサン・ノゼにある。シリコンバレーのちょうど真ん中にある学校である。
幼稚部年少3歳児から中学3年生まであわせて420名が通う学校である。
教職員が13名、教育アシスタント7名という構成で、週2回月水または火木にそれぞれ登校してくる2つのクラスを担任して、基本的に日本に帰国する子女の教育をいう目的で学校が開かれている。
キリスト教会の運営するミッションスクールである。だから、小中では、聖書、国語、算数、(生活科)理科、社会を日本と同じように学習し、基礎基本の定着を目指して指導しておられる。
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サンタクララ校へ行って、奮闘されている先生方に、一体私が何を話すことができるのであろうか。
私が今まで身につけてきた経験は、とてもサンタクララの先生達には、通用しないのではないかという心配があった。
8月21日、22日。
午前、午後、それぞれ3時間。それも2日間の研修時間。
私が、その任に耐えられるのだろうか。
私が二度と経験できない夏が始まるなあと思った一日であった。
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