乙島東小学校は素晴らしい学校でした!
新幹線で、新横浜の駅に着いたら、ふうっ~~~と熱風が押し寄せてきた。
「うわあっ~~~~、暑い」。
岡山の倉敷は、心地よい風が吹いていて、過ごしやすかったので、特別に関東の暑さを感じる。
岡山を10時過ぎに出て、新横浜には、1時過ぎに着く。
昔は、新幹線で大阪まで3時間だったのが、「のぞみ」ができて、岡山まで3時間で行けるようになった。
2時には、家に着き、6時頃までこんこんと昼寝をする。
昨夜は、懇親会で11時過ぎまで盛り上がった。
岡山のF先生やO先生に、初めてお会いした。メールなどを交わしているが、会うのは初めてなのだ。そして、乙島東小のH先生にも、初めて会った。メールでは、やりとりしているのである。
予想通りのステキな先生達だった。
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倉敷市立乙島東小学校から招かれて、「縦糸・横糸」論、「3・7・30の法則」の話を90分間する。30人ちょっとという人数であったのだろうか。
乙島東小の先生達と周辺の先生方、県外からも2名の参加者がおられた。
指導主事の先生も、参加されていた。
その後、乙島東小の先生だけの会合で、1時間ほど話をする。
乙島東小学校の研究経過で、一人ずつの先生が、7月までの成果と課題を上げられていた。それに対して、私がさまざまな指摘をしたわけである。
乙島東小は、全校児童188名の小規模の学校である。
学年は、1クラスで、なかよし級と2年生だけが、2クラス。
数年前までは、荒れていた学校を校長先生を先頭に先生達が一丸になって、落ち着いた学校に変身させていっている途上という雰囲気であった。
先生達の学んでいこうとする姿勢が素晴らしく、きっとこの学校は、素晴らしい学校に変わっていくに違いないという確信を持てた。
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乙島東小の先生達に、「学校を立て直していく処方」について話した。
森信三先生の「三大原理」を話した。その原理をどのように具体的に学校づくりに生かしていくかを考えることなのだ。
森信三先生の三大原理は、次の通り。
「時を守り 場を清め 礼を正す これ現実界における再建の三大原理にして、いかなる時、処にも当てはまるべし」(一語千鈞)
私が話したことは、4つのこと。
①学校の土台づくり ②自慢づくり(子供達が自分たちの学校を自慢できる)
③学びづくり ④先生達が働きやすい職場作り
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懇親会で知り合いになったN先生が話してくれてことには、びっくりした。
N先生は、鹿児島出身の先生で、社会人を経験されて教員になられた先生である。
「今日、野中先生が『3・7・30の法則』で話されたことで、社会人のときのことをふっと思い出しました。
お客様に製品を買ってもらったとき、3日目に『ありがとうございました』という手紙を出す。7日目に『製品を使っていただいて、具合はどうですか』という手紙を出す。そして、1ヶ月後に『今後ともよろしくお願いします』という手紙を出す。
そうすると、その製品を買ってもらったお客さんは、会社のファンになってもらえるということでした」
なるほど、この会社は、「3・7・30」という日にち設定をして手紙を出し、お客様との関係づくりをしている。
いい話をN先生に聞いたものである。
N先生、ありがとうございます。
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