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「明日の教室」が、70名を越える勢いである

  「明日の教室」事務局の池田修先生から、23日(土)の申し込みが、18日の段階で61名になったという連絡を受ける。

 このままいけば、70名を越える勢いである。

 今回のテーマである「学級経営に関する『縦糸・横糸』論」に対する興味関心ととらえていいのであろうか。

 私は、今まで2回初任研で「縦糸・横糸」のことについて話しているが、本格的に提案するというのは、今回が初めてである。

 提案の文書には、私の提案を補助するために、横藤雅人先生の最初の提案文書(教育を『織物モデル』で語る)とブラッシュ・アップの連載原稿(織物モデルの教育論)も収めている。

 この文書で、きっと「縦糸・横糸」理論の概要はつかんでもらえると思っている。

 この提案に、土作先生や中村先生や青山先生や池田先生などが意見を言ってもらえるという幸運は、貴重なものだ。

 まだまだ理論としては未熟である。さまざまな先生のさまざまな意見を聞きながら、補足していくことはかなりあると思っている。

 果たして、この理論が、現場の先生達に有効であると考えてもらえるかどうか、それは「明日の教室」に来た人たちに判断してもらえる。

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 私には、一つの望みがある。

 学級経営や学級作りが、きちんと教育学として位置づけられていく方向を確立することである。

 医学には、基礎医学と臨床医学がきちんとある。

 しかし、教育学には、基礎医学的なものはあるが、臨床の教育学はまだ確立されていない。

 おかしなことだと、考えてきた。

 臨床の教育学は、現在あまりにも軽視されている。

 学級経営や学級作りも、社会科学的なアプローチをしていかなくてはならないはずである。

 社会科学が目的としているものは、何か。

 経営学者の野中郁次郎さんらが書いた「戦略の本質」(日本経済新聞出版社)という本には、次の趣旨のことが書かれてある。

「社会科学とは多くの人が幸せになるためのあるべき規範をつくりだすことだ」

と。

 まさにこの通りではないだろうか。

 学級経営や学級作りは、今までほとんど経験主義的なことによって済まされてきた。

 私は、この経験主義を社会科学的なアプローチで変えていけないものかと思い描いている。はかない望みであろうか。

 

  

 

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コメント

「明日の教室」では多くのことを学ばせて頂き、ありがとうございました。いろいろお話を振ってもいただき、恐縮致します。とにかく脳フル回転しっ放しでした。「パイプ理論」というかイメージはまだまだ粗雑ですが、明日からまた実践を通して整理していきたいと思います。先生はブログで次のように書かれています。
「めちゃくちゃに本を読み、さまざまな実践に挑戦する。技量を高めていくことだ。」まったく同感ですね。このような「めちゃくちゃ」な努力の継続がやっと40代になって少しずつ結実していくのですね。私は先生がおっしゃってくれるような力の持ち主ではありません。まだまだ未熟者です。どうかこれからも学ばせてください。今度お会いできますことを心待ちにしております。

投稿: 土作 彰 | 2009年5月24日 (日) 17時23分

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