初任者・1週間のシナリオ
ブログをまとめた本を出したいと願っていたが、やっと出版社に原稿を渡すことができた。
「5月23日(土)には、京都の明日の教室で講演することになっています。この日までに間に合わせてくれませんか」ということをお願いした。
このブログ本は、2005年11月26日から2008年3月31日までの2年4ヶ月続いたブログから抜き出して、項目を作り、まとめたものである。
退職までの日々で、思ったことや考えたことを書き綴ったものである。
さて、どのようなできばえになるか、楽しみなところである。
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ここ数日をかけて「初任者・1週間のシナリオ」づくりを考えた。
私が4月から受け持つことになる初任者2人のために準備しようと思ったものである。
そして、3月で終わりになる初任者の人にも「おみやげ」で渡していこうと思ったものである。
作りながら、「待て待て、このシナリオは、とても初任者ではこなしきれないぞ」と思うようになった。
私の「3・7・30の法則」の具体をそのままに適用しているためである。
そこで、冒頭に次のような但し書きを付け加えた。
「私が最後に勤務した大池小の6年生の実践を参考にして1週間のシナリオを作り上げたものである。ただし、4/6からのシナリオは、即座に初任者ができるものではない。◎がついているものは、必須のものだが、それ以外は無理をしてこの1週間にする必要はない。他の週に回していいものである。もし、追試をされるのなら、無理をしないで、できることをやっていけばいいのである。もちろん、このシナリオは、初任者だけでなく、ベテランにも十分通用するものである」
A4の用紙で18枚分にもなった。1週間の1時間1時間の内容を書いたものだからである。
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私は、これからとても重要な初任研を控えている。
3月25日(水)には、愛知県小牧市教育委員会の初任研。4月10日(金)には、東京大田区教育委員会の初任研である。
ここでの私の話は、初任者に大きな影響(?)を与えるであろう。
小牧市は、これから赴任する初任者、大田区は、始まって5日目の初任者である。
私の方が、ものすごく緊張しているといっていい。
この初任者にも、私のシナリオを提起したいと思う。
「そのまま追試なんかしてはダメだ。自分で考え、自分でよしやろうと思ったことだけを追試しなさい」という感じで、提起していこうと思う。
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