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目標達成法の効果

  週1日で訪れる1年のクラスも、訪れるのは、あと数回になった。

 昨日のこと。1時間目は、クラブ発表会であった。それが終わって、算数の時間。

 繰り上がりの計算の習熟の時間になっていた。繰り上がり36問の計算問題のカードが作成してあった。3+9と問題を出され、すぐ答えが出せたら、合格のはんこが押してもらえるカードである。

 3回分はんこが押せるようになっていた。

 もう4人の子どもたちが3回分合格していて、はんこを押す先生役をつとめていた。

 一番やんちゃな子も、真っ先に合格していて、先生役をつとめていた。(先生は、意図的にそのようにしていたのだろう)

 「すごいね。A君、一番先に合格したんだって!すごいね」

と誉めると、照れて、照れて、…廊下に飛び出していった。

 はんこを押す先生役の子供も、並んでいる子供も、嬉々として取り組んでいた。

 繰り上がりと繰り下がりの問題は、それぞれ36問ずつある。かけ算九九みたいに覚えるように取り組んだ方がいいというすすめに従って考え出された方法である。

 途中から私にバトンタッチさせてもらった。

 私は、36問の問題を全部黒板に書き出した。

「今から全員起立します。問題を棒で指しますから、すばやく答えを言います。

 言えなかったり、間違ったりしたら、正直に座ります」

と言って、一つずつ棒で指示していった。かなりの子供が残った。

「今度は、少し早くなりますよ。さあ何人残れるかな?」

と言いながら、少し早めに指示していった。これもかなり残った。すごい、すごいと誉めながら、次は、2人組で行った。

「2人組の1人が、問題を出し、一人が答えます。どちらが勝つか勝負です」と言って始めた。

 ……というようにさまざまなバリエーションを使った方式で行った。

 ①全員起立方式

 ②2人組方式

 ③1人で覚える方式

 ④先生方式(先生のところへ行って合格にしてもらう方式)

 このように、小刻みに変化をつけながら行った方がいいと教えた。

 問題は、次の繰り下がりの計算なのである。

 ★

 この1年生のクラスは、40人の子どもたちであるが、1年間で素晴らしいクラスに育て上げられた。

 まず、申し分のないクラスに育てあがったということができる。

 9月から取り入れた「目標達成法」が効果的であった。

 私が提唱している方式である。その方式で、今まで9つの目標があがっている。

 子どもたちは、「10個上がったら、お楽しみ会をやるんだ!」と楽しみにしている。

 目標が36人以上達成できたら上にあがる約束である。

 1年生だから、確認は、終わりの会で目をつぶって36人以上「できた」と手が上がったら、上にあげるという方式である。

 簡単な取り決めだが、これだけでも十分な効果があった。

 やはり、子どもたちは目標を意識し、みんなで取り組もうという気持ちができあがってくる。

 改めて、目標達成法の効果を確かめることができた。

 

 

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