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時代に合わなくなっている教員養成のシステム

  前回、池田修先生の「学級担任論」について書いた。さまざまな反響があった。

  上越大学教職大学院の赤坂真二先生からもコメントが入っていた。

 「…学級経営、学級担任、学級づくりを教えずに、現場に出す、今の教員養成のシステム、明らかに問題有りです。それで、私も、『勇気づけ学級経営論』を大学院で開講しています。いずれ学部相手に授業をすることになります。そうしたら『学級担任論』らしきものを展開するつもりです。……」

 問題意識が、赤坂先生と同じである。

 今の大学の教員養成のシステムが、時代に合わなくなっているのである。

 そして、教師になってからの初任研の研修システムも、ほとんど時代と合わなくなっている。

 呆然となるのは、初任者たちである。

 クラスにいる2,3人のやんちゃたちに、いいようにクラスをかき回されて、学級崩壊か崩壊寸前まで行っている。

 もっと初任者にきちんとした問題意識を持たせ、現状を知らせ、それに対する対処法を持たせなくてはならない。

 しかし、ほとんど絶望的な状況である。

 だが、池田先生、赤坂先生たちが決起している。きっと広がっていく。そう思っている。

 ★

 その池田先生から「学級担任論」で扱っていただいた「3・7・30の法則」の学生の感想をもらった。

 「今日の授業で印象に残ったことが2つあります。

 1つめは、3・7・30の法則です。3日間でルールや組織をつくり、一週間で、計画を立て実践し、1ヶ月でその決まりや実践していることを定着させていく、という法則は、とても素晴らしい考えだと思います。野中先生は、その考え、計画をとても詳しく、具体的にし、それを何枚ものプリントにしていることにとても驚きました。僕も野中先生を見本にし、自分なりの展開を考えていけたらいいなと思いました。」

と書かれたあった。

 現場教師は、「具体」で勝負する。そのことをぜひとも知ってほしいと願っている。

 池田先生は、ブログで書いている。

「教師を目指して授業を受けている学生たちには申し訳ないが、私のこの授業を受けている学生たちの顔色が、どんどん悪くなるのが分かる。簡単に言えば,『え、こんなにやるの→こんなにやらなければいけないの→こんなのできない』というふうに顔色が変わっていくのである。

 そうだよ、やるんだよ。今のうちに分かっていて良かったね。中に入ってから理想と現実の違い、甘っちょろい思いと事実との違いに打ちのめされる前に知っておいて良かったね。今なら勉強する時間がある。この仕事のむこうに、君たちが描いている教師ならではの仕事の喜びが待っているんだからね」

 まったく同感である。池田先生の授業を受けた学生は、少なくとも甘っちょろい思いだけは払拭されていく。

 ★

 業務連絡である。 

 「明日の教室」の案内で、池田先生のHPを示していたが、今は更新されていないという連絡があった。

 私のブログのコメント欄の池田先生のコメントを開いてほしい。

 そこに連絡先がある。どうぞよろしくお願いします。

 

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