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そうすれば、きっと元気になってくる

 昨日は、隣のY市の学校行事部会から呼ばれて講演に行った。

 テーマは「荒れた学校をどのように改革したのか」というものである。

 たっぷり1時間50分も話すことができた。

 集まった先生達は、各学校の教務主任級の先生達である。

 私の話す内容は、深刻なことだが、十分に耳を傾けてもらえた。ありがたい一日である。

 話の中で、森信三先生の言葉を紹介しておいた。

 「一語千鈞」(致知出版社)の中での言葉である。

「時を守り 場を清め 礼を正す 

これ現実界における再建の三大原理にして、いかなる時・処にも当てはまるべし。」

 学級、学校が荒れていたら、この3つのことを意識して取り組むことである。

 必ず成果が出てくる。

 「時を守るということ」は、学校では教務主任の仕事だと話をした。日頃の教務主任の仕事の八割方は、この仕事だと私は思っている。

 午後3時から会議があるのなら、3時に始まるようにすることである。荒れているところは、このような時間がいい加減である。

 「場を清める」ということは、とても難しいことである。

 その学校の様子を知りたいならば、まず靴箱を見てみればいいと思う。その様子が如実に表れる。

 放課後の教室を見てみればいい。

 どんなに口すっぱく学級経営や授業を説く教師がいても、その教室が無残ならば、私はその教師を信じない。

 教室は、その教師にとって最大の仕事場である。その仕事場をいい加減にしていて、いいはずはない。すぐれた料理人が、包丁をいい加減にしているはずはないのである。

 こざっぱりとしていればいい。子どものいる場所である。四角四面な場所にすることはないが、その先生の個性が表れるところであるべきだ。

 「礼を正す」というのは、挨拶や返事、言葉遣いをきちんと正していくことである。

 私は、お互い同士挨拶さえきちんと交わしてさえいれば、家族は崩れることはないと思っている。これだけでいい。朝起きたら、「おはよう」、出かけるときには、「行ってきます」、帰ってきたら「ただいま」、寝るときには「おやすみなさい」と、たったこれだけの毎日を過ごすことでいいとさえ思っている。

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 森信三先生は、まったく見事に言い切っている。

 この3つの原理は、もちろん人にも当てはまる。

   昨日のニュースに、教師のうつ傾向は、一般企業の人の3倍になっているという報道があった。

 この3つがおかしくなっているのである。

 自分で自分に自信がもてなくなったとき、まずやらなくてはならないことは、一日の時間を規則正しく整え、自分の周りをきちんと整え、そして、出会う人に元気に挨拶すること。

 これは簡単なことではないが、きちんとやり抜くことである。

 そうすれば、きっと元気になってくる。

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コメント

なんとなく元気がでないな~と思っていた私にとって、「私のために書いてくださったのでは!?」と思うような内容でした!
「・・・そうすれば、きっと元気になってくる」
簡単ではありませんが、がんばってみよう!!と思いました、ありがとうございました。

投稿: janglejap | 2008年10月25日 (土) 07時58分

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