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授業の楽しさ

  示範授業をした。1年生である。

 前日、「明日から国語は、物語教材の『くじらぐも』に入るのです」と言うことだったので、「じゃあ、私が1時間目の授業をやりましょうか。音読の授業でいいですね」という感じで引き受けた。

 久しぶりに、1年生の授業である。

 「今日は、野中先生の授業です」と言うと、「えっ~~~~、どうして、どうして」という叫び声がしたが、それに乗らないで、「さあ、今日から国語の下の教科書ですよ。一番最初に、教科書を使うときには、どのように使うか知っていますか」と言いながら、教科書の最初と最後のページにきちんと折り目をつけることを教えた。

 授業は、次のように進めた。

  1. 「くじらぐも」の題名の横に、○を10個つけさせた。「一円玉よりちょっと小さい○をつけるのですよ」と指示しながら、つけさせた。「全部読んだら、1個赤鉛筆で丸をつけます。うちで読んでも丸をつけていいですよ」
  2. 最初は、範読。「最初は、先生が読むので、指で押さえながらついてくるのですよ」おもしろ、おかしく笑わせながら読み進んだ。赤丸をつける。
  3. 次に、追い読み。「先生が読みますから、あとからついて読みます。『はい』と言いますから読みますよ」赤丸をつける。
  4. 次に、一人ずつの丸読み(一文読み)「丸がついているところまで読みます。元気に、大きな声で読んだ人は、合格と言います」赤丸をつける。
  5. 次に、間違い読み「先生が、わざと間違って読みますが、みんなは、正しく読みますよ」

 テンポ良く、授業を進めた。最後の「間違い読み」は、大爆笑。題名から「さんまぐも」とか「なかがわりえぞうさく」とか読むものだから、次はどんな間違いをするのだろうと、し~~~~として聞いている。 

 授業が終わって、二人の女の子が、「おもしろかったあ」と知らせに来てくれた。

 1年生の授業は、ほんとにおもしろい。

 ★

 先日、4年生の習字の授業の流れを公開しておいた。池田修先生やよしどん先生から貴重なコメントがつけられていて、もっと早く知っておけば良かったと思った。

 ところが、この授業通りに4年生で追試してくれた先生がいて、その報告がメールで寄せられた。

 野中さんが書かれてあったとおりの子ども達の反応でした。

点数をつけて歩くと言ったときには騒然としたものの、なぜか背筋がぴんとして静かに待っています。

そして、「うわぁ、きびし~」という声があちこちあがったけれど、いじける子は一人もいませんでした。

 二枚目、子ども達の口から「先生、また点数つけて!!」と 先にお願いされました。ものすごい集中力です。二枚目が、終わって、点数を付けて歩きました。

 子ども達は、点数アップがしたくて、どうすれば点がアップするのだろうとかと、私の後についてきたり、のぞき込んできました。

 もちろん意識的に点数アップをしました。

 たった一人でしたが、10点をつけた瞬間には、教室中大拍手がわき起こりました。

 ……

 クラスの様子が、目に浮かぶようだった。

  個別評定は、抜群の効き目である。

 

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