つれづれなるままに~母の初盆なのです~
●女房から言われた。
「お父さんは、小さなことに喜びを見つける天才だね!」と。
うれしいことを言ってくれるものだ。
「今日も信行さんの天気予報を見て寝なくてはならないなあ!」と呟いているときである。
NHKの8:55からの5分間、平井信行さんの天気予報のコーナーがある。 それを楽しみにしている。
平井さんの予報は、よく当たる。
私も天気予報を勉強しようとしているからとても参考になるのだ。
★
和田秀樹さんの『70歳の正解』(幻冬舎新書)を読んでいる。
この中に、脳活で前向きに生きる工夫として、次のことが紹介されている。
★ ★ ★
私は、週に2つ、年間100くらいは、″初体験゙のことにチャレンジすることにしています。その場合、ほんの小さな経験でも、1回にカウントします。
たとえば、外でランチ用の弁当を買うときでも、いつもの店ばかりでなく、ときおり新しい店の弁当を買ってみます。脳は、見知らぬものを見たり、味わったりすると、それだけで活発に動きはじめるのです。
その他、「これまで、歩いたことのない道を散歩してみる」「ガーデニングで、これまで育てたことのない草花を育ててみる」などといっだ小さな体験゙に意識的にチャレンジしています。そうした経験が、私の前頭葉の老化をすこしは遅らせているように感じています。
★ ★ ★
「なあんだ!私もやっていることじゃないか!」。
とにかく小さな新しい経験に挑戦してみるのである。
そして、小さく「ふっふっ」と喜ぶ。
歳をとったら、もう先は知れている。
後悔が多い過去にも、見通しのない未来にも、そこそこに区切りをつけて、「今日」を元気に生きていく、のである。
●佐伯泰英さんの『酔いどれ小籐次』シリーズが最後を迎えた。
『御留山』(文春文庫)。
佐伯さんのシリーズには、ずっと付き合ってきた。
この酔いどれ小籐次は、特におもしろかったものである。
はじめがあれば、終わりが必ずある。
佐伯さんも、80歳を過ぎて、終わりのときを迎えている。
「ごくろうさま!」
そんな思いで、読ませてもらった。
●今年のお盆は、母の初盆になる。
九州佐賀のお寺で初盆の法事が行われる。
このコロナ禍なのだが、佐賀へ帰ることにする。
本来なら中止になるのだが、今回はそうはいかない。
とんぼ返りで行ってくることになる。
★
コロナ禍はすごい。昨日は25万人以上の感染で、最高記録の更新である。
ずっと不思議に思っていたことがある。
今日本は、世界の中での感染率は世界一である。
そこが不思議だ。
テレビで映る諸外国の人々は、ほとんど全部マスクをしていない。
さまざまなところでにこやかに話し合っている。
ところが、日本では、ほとんど全部の人がマスクをしている。
そのことからすると、感染する人は、絶対に諸外国が多くなるはずである。
だが、そうなっていない。
これはどういうことだろうか。
マスクに対する過信なのか?
これについて専門家は答えていないのではないだろうか?
最近のコメント