つれづれなるままに~あけましておめでとうございます。~

●あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
 このブログも気まぐれです。現場をもうとっくに離れて、このブログに書く内容も目に付いたことだけになっています。
 それでも付き合っていただいている方があり、ほんとに感謝いたしております。
 
 私は、70歳の古希を迎えるときに年賀状を終わりにしました。
 今は、一部の方ともらった年賀状の返信という形で、年賀状を出しています。
 今年は、次のようなものにしました。
 ★ ★ ★
あけましておめでとうございます

今年も賀状をさしあげることを喜んでおります。お元気でお過ごしでしょうか。
 2月頃から本格的に始まったコロナ禍は、もう11ヶ月を過ぎても収まる気配はありません。
これからずっとこういう生活をしなければならないのかという感じにもなってきます。
 私の生活はほとんど変わりません。
 朝起きたら、シャコバサボテンに声かけをし、玄関前で腕振りをしながら、飛んでくる飛行機の追尾をしております<笑>(近くの人から「腕振りおじさん」と言われています)。
 けん玉、発声練習を毎日繰り返し、数独にも挑戦。最近は、掃除、洗濯、食事づくりなどにも挑戦しています。30分だけは、家の中を走ります(高校の友人からノナカの家はそんなに広かったかなと言われました)。
 毎日とにかく忙しい生活です。
 家内からは、「お父さんは充分に変人なんだよ!」と言われて(笑)、やっと自覚しています。
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ふだんを変える。それがいちばん人生を変える。
 このコロナは、このようなことを突きつけたのかもしれません。 
 今年もお元気でお過ごしください。
 ★ ★ ★

●12月は、「勝負の3週間」ということだったが、空振りで、かえって年末にコロナ感染者を増やす状態になっている。
 首都圏を中心に感染爆発が起こっている。
 GOTUトラベル、イートの結果、日本全国にコロナ菌をばらまいたことになる。

 「12月いっぱいに東京で1000人は越える状態が出てくる。」
 「そうなれば、緊急事態宣言を出さざるを得なくなる。」
 このように12月はじめに私は予測していた。素人判断である。

 怖いくらいに予測通りに進んでいる。
次に来る予測は何か?
 いやいや、こんな暗いことを新年早々考えることは止めておきたい。
 
 もうすでに神奈川県は医療崩壊が起こっている。
 横浜では、重症化している患者を受け入れてくれるまでに4,5時間かかるという情報である。

●5日の日、寝る前に、急に喉に違和感が生じ、息苦しくなる。
 何が起こったのかびっくりして、とりあえず水を飲もうと……。
 水を飲んだら、すぐに症状は治まる。
 
 ところが、6日のNHKの「試してガッテン」のテレビを見ていて、心筋梗塞の症状は、さまざまな形で出てくるということ。
 これはいかんなと思い、7日すぐに病院に予約をとり、心電図を取り、診察をしてもらう。

 結果は、「心電図の波形には問題がありません。」ということ。
 ほっとする。
歳をとるということは、このように体のあちこちが痛んでくることである。

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つれづれなるままに~トンネルを避けないで~

●高校サッカー選手権の全国大会への出場は過去一回だけ。それでも今年、昨季のJI王者、横浜F・マリノスへ同時3人の加入が決まった。
 今サッカー関係者の間でこんな言葉がささやかれる。
「プロになりたいなら興国へ行け」と。

 大阪市天王寺区の興国高サッカー部のことである。
 監督は、内野智章さん。
 監督に就任して14年。
 部出身Jリーガーは今年の内定者を含め、すでに20人に達している。
 もちろん、すべてが教え子になる。

 こんな記事が朝日新聞be に出ていた。
 監督は、「純粋にプロを目指す高校があっていい。高校サッカーの全国制覇を最大の目標としていない指導者がおってもいいんじゃないですかね」と。

 それでも270人の部員をまとめている。

 普段の練習はどうなっているのか。
「今年プロに内定した選手は『基礎練習の反復が一番自分のためになった』と言っていました。シュート、ドリブル、パス&コントロールの3つ。これは日本人だからできることで、世界に誇れる強みなんです。海外の子は飽きて続かない。でも日本人はこの練習が成果になったと気付いたら、基礎練習だとしても必ずやり続ける。」と。

 どの分野でも同じなのだ。
 基礎練習をおざなりにしたら、あとはうまくいかないのである。

●プロレスラー木村花さんの問題について、次のようなニュースが飛び込んできた。
★ ★ ★
 フジテレビの番組に出演していた木村花さんが会員制交流サイトで誹謗中傷された後に死去した問題で、警視庁は17日、ツイッターに中傷する内容を投稿したとして侮辱容疑で、大阪府箕面市の職業不詳の20代男性を書類送検した。
★ ★ ★
 
 これほど心痛めたことはなかった。
 花さんの母親が、私の教え子だったという関係で、花さんを知っていたからである。
 先日、その母親から電話があった。
 NPO法人「SNS教育」を立ち上げて、子供たちにSNSの怖さを知らしていきたいという話であった。その理事になってくれないかということ。
 私は荷が重いので、専門の先生に連絡をしようということになった。
 千葉大学のH先生に早速連絡をとった。
 
 H先生に快く引き受けてもらい、NPOの理事までも引き受けてもらったという連絡があった。
これから息の長い活動が始まるわけである。
 「がんばって」という他はなく、なんとも心許ない。
 
●毎日、経営コンサルタントの神田昌典さんから「今日のヒント」を送ってもらう。
 12月24日の「今日のヒント」は、「それでも生きろ」というテーマ。
 人は、辛い、苦しいことはできるだけ避けたいと思っている。
 しかし、避けられない。
 
 でも、そんな辛いことや苦しいことは、決して不幸なことではない。
 日本の偉人である林学博士である北村静六先生のこと。
 私も何冊か本を持っている人である。
 
 この北村先生の本を神田さんが監修されたことがある。
 その監修のなかで、気付いたことがあった、と。
 その北村先生は、辛いことや暗いときにどうやって過ごしたかを綿密に書かれている。
 しかし、人生の後半になって安定しているときのことはほとんど書かれていないことに気付いた、と。
 
 北村先生は、大切なのは、辛い、苦しいときのトンネルを大切に、大切に生きることなのだと、強く主張されているのだ、と。

 人は、幸せなときばかりはない。必ず辛い、苦しい、悲しい時期を過ごすことが必ずやってくる。
 しかし、決してそのことは不幸なことではなく、そのトンネルを避けないで生きることが大事なのである。
 
 きっとそのトンネルの先には、希望の光が見えてくる。
 神田さんは、さだまさしの次の歌をすばらしい曲だと言って紹介している。
 さだまさしは、こんな曲もつくっているのである。

 youtube.com/watch?v=rWpHVCF-rUE

 

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大変なことになっている!~『スマホ脳』の今~

 朝日新聞の投書欄(2020.12.20)に、次のような投稿が載っていた。
 「スマホ忘れた パニックだ!」神奈川県の48歳の女性Kさん。
 ★ ★ ★
 「あっ、スマホ持ってくるの忘れた」。私の心の叫びです。近所の内科に向かう途中でした。待ち時間をどう過ごそう。「昔はスマホなんてなかったんだから、考えごとをしていれば過ごせるはず」と気楽に思い、取りには戻りませんでした。ところが、ただ座って待っているとムズムズしてきました。暇に耐えられません。もうスマホがないなんてムリです。そんな自分にがっかりしました。
 スマホで膨大な情報を受け取ることに慣れてしまい、自身で考え想像力や工夫を育む習慣をすっかり忘れていました。生まれた時からスマホが当たり前にある若い人は、自分の将来を思い描いたり、じっくり向き合ったりする時間をどうやって確保しているのでしょう。
 そんなことを考えていると、やっと診察室からお呼びが。「長かったな」と時計を見るとたったの13分!「このままではいけない」などと思いつつ、この文章をスマホで打ち込む私です。
 ★ ★ ★
 この方は、48歳。そんな人でも、こんなことを言われている。
 もっと若い人は、もはやこんな感覚がなくて、もう普通の感覚になっていることでしょう。
 それにしても、たったの13分をじっと考えごとができないようになっているなんて驚いてしまう。
 それでもこの方は、大切なことを言われている。
「若い人は、自分の将来を思い描いたり、じっくりと向き合ったりする時間をどうやって確保しているのでしょう」と。
 若い人のことより自分のことを心配した方がいいのではないかと思うのだが、まあ余計なこと(笑)。

 スマホに取り憑かれてしまったとき、確実になくなるのが、「自分と向き合ってじっくりと考えること」である。
 もはや、スマホを常用している人たちは、「考えること」ができなくなっているのではないか。とても他人ごととは思えない。
 これは、大変なことではないか。
 ★
 今話題になっている『スマホ脳』を読んだ。
 朝日新聞の宣伝で、この本の紹介をしていた。
 「最新研究が明らかにする恐るべき真実!」と書かれている。
 
 1つでも思い当たったら要注意!
 ①用もないのにスマホを手にしている
 ②気が散りやすくなり集中力が落ちてきた
 ③記憶力が落ちてきた気がする
 ④寝つきが悪く、睡眠不足気味だ
 ⑤SNSを見ても気分が明るくならない
 
 アンデシュ・ハンセンが、最新研究をまとめて紹介している。
 とにかく1つ1つが問題にすべきことだが、一番印象的なのはつぎのことである。
 ★ ★ ★
 2016年に私の著書『一流の頭脳』がスウェーデンで刊行された数週間後、ある学校の校長から「うちの高校で講演をしてもらえませんか」というメールをもらった。講堂で講演をしたのだが、ざっくり言って半数の生徒が途中でスマホを見ていた。自分の講演が聞くに堪えないせいだ、と私はがっかりした。しかし校長はこうとりなした。「全然、まったく逆ですよ。生徒たちはあんなに熱心に聞き入るのを見たのは久しぶりです」「でも、半分くらいの生徒はスマホをいじってたでしょう」「ええ、確かに。だけど、普段教室でどんなふうだか知ってますか?全員がスマホをいじっていて、先生たちは生徒の注意を引くのに非常に苦労しているんです。前に勤めていた小学校では、休み時間に外で遊ぶ子供はいなかった。スマホを手に座っているだけで」
 恐ろしいことである。
 スウェーデンでのことだが、いずれ日本でもこうなるのかと……。
 
 著者のハンセンは、1つの国だけの問題ではなく、人類の未来の問題として、この『スマホ脳』で問いかけている。

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学校は大切な何かを忘れている!

 算数の共同研究を進めている。
 3年目になっている。
 今は、算数学力向上メソッドを全単元DVDにしている(東京書籍だけだが)。

 共同研をやっている先生方は、それぞれに単元の終了後に単元テストをして、その結果を送ってもらえる。
 着々とその研究の結果が積み重なっている。

 たとえば、一人の先生は、今算数専科として5年生のクラスへ入っている。
 「味噌汁・ご飯」授業で授業をされている。

 専科だから算数学力向上メソッドをそのまま実践することはできない。
 それでも試みとしてさまざまに工夫されている。

 9月を過ぎて、低学力児の中から、「ここ分からないので教えてください」という問いかけがなされたという。
 それは良いということで、給食の配膳時間を「分からないところを教える時間」にするということで、毎日駆けつけることにしたという。

 ほんの10分ぐらいの時間になる。
 それでも、分からない子供が駆けつけてくる。
 この積み重ねは大きい。

 「分数のたしざん、ひきざん」という難しい単元で、低学力児は、知識・技能、思考・判断・表現が次のような点数になったという。
<知識・技能><思考・判断・表現>
 A児……65 76
 B児……96 70
 C児……80 80
 D児……68 60
 E児……80 40
 F児……71 60
 G児……33 76
 S児……75 88

 知識・技能(テストの表)では、G児だけが50点を下回っているが、あとの子供たちは何とかがんばっている。

 通分、約分があるので、これは大変なことである。
 日本全国の普通の5年生のクラスが、低学力児でこれだけの結果を果たして出されているのだろうか。
 
 この8人は、最初は50点以下の子供たちだったわけである。

 学校の休校、分散登校などがあって不安定な学習を経てきた今でも、何とかこれだけの状態に仕上げてきている。
 10分だけの給食配膳時間に、分からないところを先生に教えてもらうということで、低学力児はみごとに先生の取り組みに応えているわけである。
 実際に、それが点数となって表れている。

 ★
 長崎の中学校のY先生が、フェイスブックで以下のようにつぶやかれている。
 
「 青空です。
風は冷たいですが,外に出ると心地よいです。空を眺めながら,教育の現状についてふと考えます。
コロナ対策,学力調査の結果,読解力,タブレット活用,アクティブラーニング,働き方改革などで躍起になっている現場。
最近,学校は何か大切なことを忘れているのではないかと思うようになりました。」

 「学校は大切な何かを忘れている」と。
 私なら、それは「目の前の子供たち」への「手ごたえ」だと言い切りたいと思っています。

 先ほどの先生は、みごとにそれに対応しておられるのではないか。
 「やればできるんだな!」「分かるようになってうれしいな!」という子供を専科という立場で育てておられる。 
 
 いわゆる教育の原点に立っておられる。
むずかしいことでも何でもない。
 ここを多くの先生たちは、忙しさに紛れて忘れ去っていこうとされている。

 その先生の算数の結果で、12月末に出した通知票は、Cの子供がいなかったという(算数テストの結果だけで出したと言われる)。
 こういう結果が、表れてくるわけである。

 ちなみに、そのあとの単元「平均」の低学力児の点数は、以下の通りである。

<知識・技能> <思考・判断・表現>
 A児…… 100     80
 B児……  100     100
 C児……  100     100
 D児……  100      78
 E児……  100      90
 F児……  100      80
 G児……  100      90
 S児……   96      80

 学年の意向に合わせて、電卓を使っての計算なので成績は計算間違いが少なかったという分ぐんとあがっている、と。
 学級の平均は、知識・技能98.27 思考・判断・表現91.31になる。
 A児からS児までの8人が、テストをもらって大喜びする姿が目に浮かんでくる。
 「おれっ(わたし)、算数好きになってきたな!」と。
 
 こんな「手ごたえ」が先生たちの中からなくなっていことしている。

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つれづれなるままに~家内が右肩を痛める~

●大事に育てているシャコバサボテンの花が開き始めた。
 まず白い花。そしてそのうちにピンクに染まっていく。
 
 朝起きたら、カーテンを開けながら、「おはよう!」と声かけ、「きれいな花を咲かせてね」と呼びかける。
植物もまた、人の声に反応するのが科学的に証明されていると何かの本で読んだことがある。

 今年のサボテンの花は、とくにきれいである。

●日本の「事実」に驚く。
 今までマスコミなどで明らかにされていないことを知ることになる。

 『経験なき経済危機』(野口悠紀雄著 ダイヤモンド社)を読んでいる。
 経済にはくわしくない。そのために、できるだけ経済書を目にする。
 とくに、経済学者野口先生の本は読むことにしている。

 この本の中で、第8章として「生産性の引き上げが急務」の「1 韓国に1人当たりGDPで追い抜かれた日本」がある。
 
 この中で、次の記述がある。

 「先進国が加盟するOECD(経済協力開発機構)のホームページに衝撃的な数字がある。」として、2018年に1人当たりのGDPが、次のようになっている。

 ①大きな衝撃は、韓国の数字が日本より大きくなっていることだ。
  韓国だけではない。表には示していないが、すでにイタリアに抜かれて
おり、スペインにも抜かれそうだ。

 ②1990年代、日本の1人当たりGDPはアメリカよりも高かった。それ  が、いまやこうした状態になっている。

 ②の事実は、多くの日本人は知っていたはずである。
 ところが、いつのまにか①になっているという事実をご存じだっただろうか。
 日本では、韓国の問題点がよく報道される。確かに問題点は多いと感じる。
ところが、経済はこうして成長していることも事実なのである。日本は負けている。

なぜ、こんなことになるのか。
 野口先生は言われる。

 「こうしたことになるのは、日本の労働生産性が低いからだ。労働生産性とは、就業者1人当たりのGDPだ。」

 日本は、アジアで最初に工業化した国である。1980年代には、世界経済における地位が著しく向上した。
 その状況が今も続いていると考えている人が、日本には多い。
 しかし、それが大きく様変わりしている。

③日本生産性本部が2019年12月に公表した「労働生産性の国際比較2019」によると、次のようになる。
 就業者1人当たりで見た18年の日本の労働生産性は、8万1258ドル(824万円)で、順位は、OECD加盟36国中21位。

④1人当たりGDPでも労働生産性でもOECD平均値より高い国を「先進国」 と定義するなら、日本は残念ながら先進国と言えない状態になっている。

⑤日本は韓国に抜かれているだけでなく、すでにトルコやギリシャにも抜か れている。日本より低いのは、バルト三国やポーランドなど9カ国しかな い。これらの大部分は、旧社会主義国である。

⑥G7というのは、「先進国」の会議である。この首脳会議は、「先進7カ国 首脳会議」と呼ばれる。ところが、もはや日本は、G7のメンバーの資格を 失っている。G7諸国の平均に比べると、日本の値は、1人当たりDDPで は78%でしかなく、労働生産性では70%でしかない。

 ③④⑤⑥の事実は、私も知らなかったことである。
 多くの日本人も、きっと知らないであろう。

 それが何なんだと居直ることはできるが(笑)、いつのまにか日本は、最貧国に転落していて、こういう現状になっているのだということだけは確認していなければならないはずである。
 このコロナ禍でさらに大きく経済は落ち込んでいく。

●家内が右肩を痛め、右手が使えなくなった。
 早速、ほとんどの家事を私が肩代わりをしなければならなくなる。
 洗濯をし、干して、取り込む。
 毎日掃除をする。二階から一階まで全部(これは私の役割)。
 買い物をしてくる(これも私の役割)。
 朝、昼、夕方の食事の準備。

 昨日の夕食は、金目鯛の煮付けが主菜。
 これは、そんなにむずかしくない。
 
 料理家の小田真規子さんの料理本『料理のきほん練習帳』(高橋書店)を参考にする。
 このレシピに従えば、簡単に、おいしくつくれる。
 テキトウにアレンジしたりしないこと。
 
 小田さんの料理本をほとんど全部買い込んでいる。
 小田さんの料理の考え方にとても共鳴している。

 たとえば、「料理上手の秘密1」で次のようなことが書かれている。
 「料理のおいしさは何で決まるのか?」と問われたら、ほとんどの人が「それは味付けだろう!」と答える。
 
 ところが、小田さんは、秘密1で、次のように答えられる。
「よく『私の肉じゃががあまりおいしくなくて。味が決まらないんです』という人がいます。でもこれは大きな勘違い。おいしさを大きく左右する決め手は味つけだけではなく、具材の切り方にもあったのです。たとえば、『一口大』と書いてあるのに1cm角にしてしまうと火の通りが早くなり水分が出すぎる。味がしみて濃くなるなどの影響が出てしまいます。じつは、具材を切るというのは味の土台づくりです。」
 
 「おいしさの半分は『切り方』で決まっていた!」
 ★
 なにごとにも、決め手になることがある。
 ものごとの本質と言われる。

ものごとの本質をつかまえると、ものごとは格段にうまくいく。

 うまくいく方法は、芋虫が蝶になるように大きく変容する。
 これをピボットというらしい。
 
 そのためには、今までのこだわりを手放すことが必要(これがむずかしいのだが、……)。
 そうすると、そこで生まれた空白を埋めるかのごとく、新しいアイデアや現実が生まれてくる。
 ★
 小田さんの料理本は、料理をつくるということだけでなく、ものごとの本質を教えてくれるのに最適だ。

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つれづれなるままに~第3波がきている~

●NHKの連ドラ「エール」を見ている。
 私の知り合いにはつわものがいて、一日に4回見ているという人がいた。
 同じ内容を4回も見ることができるのか、それ人生の無駄遣いではないかと思ったものだが、要するに暇なのだろう。
 思い切ってNHKも、それぞれ4回の内容を少しずつ変えてみてはどうかなど妄想してみたが、私も暇である。
 ★
 先日の内容は、「君の名は」。
 1952年のラジオドラマ。
 真知子と春樹のすれ違い恋愛の物語である。
 当時、このドラマが始まるときには、銭湯の女子風呂はがらがらになると言われたものらしい(家庭風呂がある家庭は当時めったになかった)。
 私にも、このときのドラマがくっきりと思い出される。
 実際には、このドラマは出演者の病気で急きょすれ違いに改められたものだとドラマは演じている。
 私が、6歳の時なのである。
木曜日の8:30にドラマが始まる。
 私のうちでは、みんなの布団を敷き詰めて、そのドラマに聴き入るのである。
 2人は会おうとしてすれ違う。それが何度も起こる。
 聞いているものには、「あっ~~」とため息がでる。
 私も、そのとき息を潜めてため息が出たのをはっきりと思い出す。
 6歳だったのである。
 はたしてそのことが何をあらわすのか、会おうとして会えないもどかしさを理解できたのかがあやしいものだが、とにかく木曜日を楽しみにしていたのである。
 当時、ラジオしかなかった。
 テレビが出てきたのは、5年生のときなのである。

●東京でコロナ陽性者が500人を超える。
 確実に第3波がやってきている。
 この3波は、北海道から始まり、東京、大阪、愛知、神奈川、埼玉などに広がっている。11月21日段階で日本全国2592人。
 原因は、GO TO キャンペーンにあることははっきりしている。
 東京医師会がこのキャンペーンは中断すべきだと進言している。
専門委員会の助言で、政府も再考するというのが結論だが、とにかくやることが遅い。
東京がGO TOに参加して、その結果第3波を招いている。
 このまま進めば医療崩壊が進んでいく。
 早く中断しなければいけないのだが、遅い。
 
 第2波の陽性者の中心は、20代であった。
 今回は、30代、40代にも広がり、高齢者も感染しているらしい。
 家庭内感染がかなりの比重を占めているということ。

 なぜ、このような事態が起こってきたのか。
 台湾やニュージーランドなどのようになぜならなかったのか。

 最初で失敗している。
 上の国などは、最初を徹底している。
 
 ところが、日本は、オリンピックなどを考慮に入れたために、すべてが後々の対策になってしまった。
 それに加えて、PCR検査を手控えている。
 場当たり的な政府の政策で、今の事態を迎えている。
 もはや市中感染は、広がるだけ広がっている。
 
私は素人判断であるが、だらだらと感染は続いていくと予測したが、その通りになっている。
 でも、国民のマスク着用などの防備は、すごいものであるので、欧米諸国みたいに爆発的には広がらない。

 第3波がどの程度に広がるのか。
 もはや、国民一人ひとりの努力だけにかかっている。

●GIGOの法則というのがあるという。
 「Garbage In Garbage Out」の略らしい。
 「ゴミを入れたらゴミが出てくる」というものだ。
 
 情報収集の法則。
 ゴミの情報を頭に入れたら、ゴミが出てくるというもの。
 これは多くの人が耳が痛い法則であろう。
 実は、私も耳が痛い法則になる。

 暇さえあれば、スマホの情報を探し出している。
 そんな人は多い。
 私はスマホは必要な時以外は使わないのだが、ネットやフェイスブックでの情報はいつも目にしている。

 ところが、自分の中にネットやマスコミなどのネガティブ情報を入れれば入れるほど自分の中から出てくるものは、ごみのようなことだと法則は教える。
 決して心豊かなことは生み出されない。

 今日から気をつけたい。必要最低限の情報にして、そこから離れていくようにしたい。
 できるかどうか、なのだが……(笑)。

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つれづれなるままに~今年の夏は紫蘇焼酎だった!~

●ヤフーニュースに次のことが出ていた。
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新型コロナ流行、北半球で重大な岐路に直面=WHO事務局長

[ジュネーブ 23日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は23日、新型コロナウイルスの流行が特に北半球で重大な岐路に直面しているとの見方を示した。

記者会見で「今後数カ月間、状況は非常に厳しいものとなり、一部の国々は危険な道をたどっている」と指摘。「さらなる不必要な死を防ぎ、必要不可欠な医療サービスの崩壊や学校の再閉鎖を防ぐために、指導者らが早急に行動を起こすことが求められている」と述べた。

その上で、検査体制を改善し、感染者の接触先を追跡するほか、ウイルスを拡散する恐れのある人を隔離することで、各国とも強制的な都市封鎖(ロックダウン)を回避することができるとした。
★ ★ ★

 こんな中で、オリンピックをやろうという計画が当たり前のように進んでいる。3月からは聖火リレーが始まるので、それまでに結論を出さなければならないはずだが、一体こんな状態でできるのだろうか。
 早く中止を決断すべき事態だと、私は思うのだが……。

また、WHOは、次のような報告をしている。

 ★ ★ ★
 コロナ、相当数に「深刻な後遺症」 心臓や肺に損傷 WHO

 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は30日の記者会見で、新型コロナウイルスは「相当数の人に、深刻な後遺症を残す」と警告した。

 ここ数カ月のうちに、子供を含めて年齢や性別を問わず、後遺症の報告を受けているという。

 テドロス氏は「懸念が大きいのは、症状の幅広さだ」と指摘。時間の経過で症状は変動し、体内のあらゆる器官に影響を及ぼし得るという。具体的な例として「疲労感をはじめせき、息切れ、肺や心臓を含む主要臓器の炎症と損傷、神経系や心理面での影響」を挙げた。

 まだ正確な数は把握できていないものの、入院患者・非入院患者の双方で症状が残る例が報告されているという。 
 ★ ★ ★


●今年の夏に、紫蘇焼酎を何回もつくった。
 7月の半ばに一度だけ体調を崩し、食欲がない事態を迎えた。そのときに思いついて、紫蘇焼酎をつくり、飲んでみることを続けてみたのである。
 その紫蘇は、玄関前のプランターに自然と生えてきたもので、それを30枚ほど摘んで、よく洗い、乾かして、1.8Lの焼酎に漬け込む。
 程良い味になり、そのままの焼酎よりも味が良くなる。夏の間は、炭酸で割って飲むことができた。
 これを夏中飲んで暮らした。
 何が良かったのか。
 疲れがなかった。今までの夏は、暑いと疲れて昼間は昼寝をしないといけなかったが、今年の夏はそれがなかった。
 紫蘇には、疲労回復効果があるということだから、その効果だろうか。
 アレルギー症状を軽減する効果もあるらしいから、冬に起こるアレルギー鼻炎症状を回復してくれたらうれしいのだが……。
 焼酎は、いろいろ試したが、奄美の黒糖焼酎れんとが一番おいしい。
 紫蘇は、無農薬のものを使う必要がある。市販のものは不適当。

●土曜日の楽しみは、虎さん。
 BSテレ東7チャンネルで6:30から始まる「男はつらいよ」シリーズである。デジタル修正版。
 
 毎週土曜日に放映されている。
 これを見て、アハハと笑い、笑い、笑い……。
 なんともほのかな気持ちになる。
 これで1週間が終わるなあという気持ちを残してくれる。
 
それにしても、山田洋次監督は、よくもまたこのような脚本をつくりだしたものである。
 筋書きは、ワンパターン。
 でも、水戸黄門だって、半沢直樹だって、人々に好まれる作品は、ほとんどがワンパターンなのである。
 考えてみれば、私たちの人生だって、ワンパターンの繰り返しなのだ。

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励まして、支えて~あと5ヶ月凌いでほしい~

 以下のようなコメントが載りました。
 いつもブログありがとうございます。

★ ★ ★
 いつも野中先生のブログを拝見して、心の支えにしている小学校教師です。(57歳)
3年の担任をしています。学年2クラスです。
隣のクラスは、他県から東京都に異動してきた通算5年目の女の先生です。
学級がうまくいっていません。
野中先生が、いつも言われているような不安定さです。7月に学校が完全に再開して、夏休み前には、現在のような状況になりました。
夏休みに、私は野中先生の「明日の教室」のDVDを一緒に試聴して、「大切なのは、教材準備より先に、学級経営だよ」と伝えました。でも、ダメでした。現在、彼女は、身体的にも肉体的にも、ダウン状態です。
野中先生の本も紹介したのですが。
3月まで乗り切れるのか心配です。そして、私も倍速で学年の事をしないといけない状況です。愚痴になってしまい、すみません。
野中先生のブログを心の支えとして、進みたいと思っています。


 ★ ★ ★

 隣の先生のクラスが、学級崩壊に近い状態を迎えているのですね。
 もはや、11月なのです。
 さまざまな手立ては打ってあるのに、うまくいかないわけです。
 これから隣のクラスの立て直しを図ることはむずかしいと考えなければなりません。
 
 その先生に、さまざまなアドバイスをされるでしょうが、もはやそのアドバイスを聞いて、実践に移していける心の状態が追いついていかないのだと思われます。
 
 この場合は、最悪の事態を想定することから始めなければなりません。
 最悪の事態とは何か。
 それは、その先生が身体的にダウン状態だということで、精神的にも参っていると考えた方がいいですね。
 そうすると、あと5ヶ月あるのです。
 その間に、鬱状態になって休職に入ることが想定されます。
 もっと最悪の事態は、辞職です。
 そうなった場合は、どうするかを想定してください。
 もちろん、本来校長が行うことですが、学年主任としても、その覚悟をしなければなりません。
 そして、その覚悟で、今何をしたらいいか冷静に判断することです。
 最悪の事態が起こらないように手立てを講じることです。
何ができるでしょうか。

 ①校長と相談して、フリーの先生にT・Tで入ってもらうということは
  可能でしょうか。これが一番効果的な方法です。
  授業で邪魔をするやんちゃな子供に付き添ってもらい、暴れるようだっ たら校長室や別室に連れて行って話すなどのことをやってもらう先生です。
 
 ②臨時の教科担任制を行う。
  先生のクラスとそれぞれの教科を交換する。他に教務主任などのフリー  の先生がいたら、何かの教科を持ってもらう。
要するに、担任の先生と子供たちの関係が壊れているのですから、他の 先生だったら関係は築けると思われます。
これが可能でしょうか。

 ③教科ごとにクラスを半分ずつに分けて、あるいはフリーの先生が
  加わってもらえば、3分割に分けて授業を行う。少人数ですね。
  これをできる限りの教科で行う。

私が困難校での教務主任のときは、①の方法で学級崩壊クラスを乗り切りました。
 その先生は、理科専科だったのですが、急きょT・Tに入ってもらいました。できる限りの授業をしてもらうようにしました。

どうでしょうか。
その先生のこれからの教師人生がかかっています。
励まして、励まして、支えて、支えて、あと5ヶ月間凌いでいけるように助力してあげてください。

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もはや非常事態宣言を出すべきである(2)~文科省の統計資料を見て~

暴力行為と同じように「いじめ」のグラフを見る。

Photo_20201026092701


 同じように平成25年から右肩上がりに上がっている。
 平成25年頃にいじめの定義が厳格になっている。
 それにも増して、こうして多くなっている現象がある。

 暴力行為とほとんど相似形を表すような状況である。 
これはどうしてだろうか。
 私の仮説だが、学級崩壊が起これば、必ずそこには深刻ないじめが発生するのであるが、それがこのグラフで証明されているということではないか。
 小中のどの学年がいじめが多いのか。
これもグラフ化されている。

Photo_20201026092702

 数年前までは、中学校がいじめが一番多かったのだが、今では小学校の低学年が数多くなっている。

 第1位 小2
 第2位 小3
 第3位 小1
 第4位 小4
 第5位 小5

 この現象をどう見たらいいのだろうか。

 都道府県別に順位は、次の通り(1000人当たりの認知件数)。

 第1位 宮崎県 122.4
 第2位 山形県 115.7
 第3位 大分県 93.8
 第4位 新潟県 90.2
 第5位 山梨県   88.3

 指定都市も挙げておこう(1000人当たりの認知件数)。

 第1位 新潟市  259.3
 第2位 仙台市  170.9
 第3位 大阪市  125.2
 第4位 札幌市   65.2
 第5位 熊本市   63.6

 新潟市や仙台市の数は、これまた半端な数ではないことが分かる。
 この2つの都市は、暴力行為もいじめも、大変な数である。
 学校現場の荒れの状況が進んでいることは間違いない。

 ★
 何が起こっているかである。
 繰り返しになるが、冒頭に書いたように小学校は、非常事態を宣言する事態になっている。2,3年の増加現象ではない。7年間も右肩上がりに上がり続けているのである。
 これは、小学校に今まで考えられないような何かが起こっていると思わないわけにはいかないだろう。
 マスコミは、ここに注目したところは少なくとも目にする限りどこもなかった。
 
 私は、この統計を見ながら、数年前から小学校で起こっていることを次のように言い続けてきた。

 ①学級崩壊が多くなっている。
  それは、今まで都市化現象であったが、それが地方に波及している。

②学級崩壊予備軍が多くなっている。
  学級崩壊は、授業もまともにできない状況になるが、今静かに進行している現象は、授業は何とかできるが、1年中クラスが落ち着かなく
なり、しょっちゅうもめごととその仲裁に担任が追われる事態である。
  クラスが集団にならず、群れのままに推移する。
  学級崩壊予備軍と言っているが、それがどんどん進んでいることが予想される。これは統計には表れていない。


  

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もはや非常事態宣言を出すべきである(1)~文科省の統計資料を見て~

 ほんとうならば、非常事態を発しなければならないはずである。
 小学校の状況についてである。

 文科省が、10月22日に「令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」を発表した。 
 (この資料は拡大して見てほしい)
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 ずっとこの調査を注目してきたのだが、小学校は、平成25年度より右肩あがりで暴力行為発生が増えている。7年間ずっとズンズンとあがっている。中学校は下がっている。高校は、そのままで推移している。
 小学校では、当然何が起こっているのかというのが注目されるはずである。 どこで起こっているのか。
 
 これも統計に示されている。
暴力行為の発生件数(1000人当たり)の上位ベスト10は次のようになる。
第1位  沖縄県  12.7
第2位  岐阜県  12.6
第3位  神奈川県 12.2
第4位  青森県  11.6
第5位  高知県  10.9
第6位  新潟県  10.7
第7位  島根県  10.6
第8位  宮城県   9.4
第9位  鳥取県   8.8
第10位 静岡県   8.5
第10位 富山県   8.5

 わざわざベスト10を挙げたのは、この暴力行為は都市の現象だけではないことを表すためである。
 第3位の神奈川だけは、常に上位を占めているだけで、あとは全部地方化現象なのである。
 これは何か?なぜか?
 はっきりしているのは、今では都市だけでなく、地方も学校が荒れ始めているということである。 
 それでは、都市が落ち着いてきているのかというと、そうはいかない。
 
指定都市の状況も、この資料には明らかにされている。
 1000人当たりの発生件数。

第1位 新潟市   20.4
第2位 横浜市   19.6
第3位 仙台市   17.5
第4位 相模原市  15.1
第5位 広島市   12.1

 この都市部の発生件数は、半端ではない。
 都道府県の1位の沖縄県が、第5位の広島市と同じぐらいになる。

 第1位の新潟市は、知り合いの先生から荒れていることを聞いている。
 きちんと数字に出ている。
 仙台市も、知り合いの先生からクラスが荒れてきていることを聞いている。

 第2位の横浜市と第4位の相模原市(神奈川県)も、同じ状況である。
(つづく)
 

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