つれづれなるままに~その人の人生は、その人の口から出た言葉の方向に進む~

 
 「その人の人生は、その人の口から出た言葉の方向に進む」

 この法則。
 この言葉の出典をずっと探していた。

 ★
 母の葬儀の帰りに、福岡空港にいた。
 時間があったので、ふっと空港内の書店に立ち寄った。
 そこはワクワクするような書店だった。

 そこで、ふと『人生を変える 言葉の力』(永松茂久著 きずな出版)を目にする。
 近くのコーヒー店で読んでみる。

 ★ ★ ★
 20世紀最大の発見、
 それは「思考は現実化する」という法則だと言われている。

 この法則は、17世紀に発見され、ごく一部の人々の間で語り継がれる秘宝の真理とされてきた。その法則が20世紀に明るみにでたのだ。

 しかし21世紀になり、人間の研究はさらに進み、思考よりも人間に大きな影響を与える存在が発見された。

 それは「言葉」である。
★ ★ ★

 「これは、これは、……」ということで、先へ進む。

 ★ ★ ★
 多くの人は、思考が言葉を生み出すと考えている。
 しかし、実際は言葉のあとに思考や感情がついてくる。

 つまり言葉が先、心があとなのだ。

 思考だけでは叶わない。
 言葉にしたときはじめて思考は力を得て、
 実現に向けて走りはじめる。

 はじめに言葉ありき。
 言葉は現実化する。
 ★ ★ ★

 「これだったんだ!」と。

 ★
 永松茂久という人は、今ではベストセラー作家(?)である。
 この人の『人は話し方が9割』という本は、2022年上半期ベストセラー第1位という。

 だが、ベストセラー本より、この「言葉の力」本が数段良いと私には思える。
 ★
 日頃しゃべっている「言葉」が、その人の人生を形づくっていくとは、予想だにしないことであろう。
 言葉は、無意識に吐かれているから。

 しかし、自分で今までを振り返ってみたとき、確かに、確かにそれは言えるのではないか。

 「その人の人生は、その人の口から出た言葉の方向に進む」
 

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第6回オンライン教師1年目の教室の開催 ~最終回です~

 2月から始めてきた「オンライン教師1年目の教室」が7月で終わりになります。
 初任者の先生が、7月まで頑張れたら、大きなハードルを越えたことになります。ここまでが大変なわけです。
 今までの頑張りをぜひ2学期、3学期につなげてほしいと願っております。
 第6回は、次のような要項で提案します。

第6回オンライン講座

2学期へ向けて~夏休み明け1週間の法則~
これから教師の力量をあげるためにすべきこと

第5回のオンライン講座では、授業を中心に提案しました。
 
 今回は7月23日(土)最後の講座になります。
 
 1学期を乗り越えられることは、最大のハードルを乗り越えたということになります。
 今回は、2学期に向けて、夏休みの間にどんな準備をしておいたらいいかについて提案します。
 2学期の最初の1週間が、クラスを立て直す最後のチャンスと考えていいのです。そこへ向けてどうするのか、ということになります。

   また、初任の先生がこれからどのようにして教師の力量をあげていったらいいのかについても提案していきます。
 大切な提案になります。どうぞご参加下さい。
 
1 対象者 60名限定
①2022年度初任者
②初任者と一緒に学級経営を学び直したい先生
③初任者指導を担当する先生

2 参加費 1回ごとに チケットを購入してください。
 1000円

3 期日 1学期の期間
○2月から7月まで月1回の講座

2月(2月19日<土>)知ってほしい!初任の先生がよく失敗する事例
その対処法 (終了しました)
3月(3月12日<土>)勝負の1週間!1週間をどう乗り切るか(終了しました)
4月(4月16日<土>)クラスの軌道チェック (終了しました)
最初の授業づくり①(終了しました)
5月(5月14日<土>)1ヶ月を振り返る これからの方針(終了しました))
6月(6月18日<土>)毎日の授業をどう乗り切っていくか、やんちゃ対応(2)(終了しました)
7月(7月23日<土>)2学期へ向けて 教師の力量を高めるために

4 時間帯
○土曜日
○20:00~21:00 野中の講座
5分休憩
21:05~21:25 秦の講座(初任者指導の現場から)
21:25~21:55 初任者の質問タイム(30分を予定)

5 講座講師紹介

◎野中信行 元横浜市小学校教員初任者指導アドバイザー
○横浜市で37年間担任として過ごす。退職後、3年間初任者指導に当たる。現在は、7,8の教育委員会と連携して初任者指導を担当している。
○初任者関係の著書に、新卒教師時代を生き抜くシリーズとして『新卒教師時代を生き抜く心得術60』『新卒教師時代を生き抜く学級づく   り3原則』『新卒教師時代を生き抜く授業術』(共著)<明治図書>
『教師1年目の教科書』<学陽書房>
○初任者指導教師向けに『初任者指導の教科書』<共著、明治図書>
○現役時代を含めて、25年以上初任者指導を務めている。

◎秦安彦 元大和市小学校校長 H30年度神奈川県校長会調査研究部長
   ○大和市で37年間勤務。退職後の2年間を含め、9年間初任者指導
          にあたる。現在は拠点校指導員として4名の初任者指導を担当。
     ○初任者関係の著作に、新卒教師時代を生き抜くシリーズ『2W仕事術 〜初めて教壇に立つ先生のための日々の心構え』<明治図書>

6 申し込みは以下のところからお願いします。
    http://ptix.at/n7vHBZ
  

 

 

 

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つれづれなるままに~娘夫婦の結婚記念日に~

●家内が、娘夫婦の結婚記念日に、恒例のプレゼントの準備をしていた。
 「お父さんも何かメッセージをお願い!」と。
 そこで次のように書いた。
★ ★ ★
   結婚記念日おめでとう!

       結婚      新川和江

呼びつづけていたような気がする
呼ばれつづけていたような気がする
こどもの頃から
いいえ 生まれるずっと前から

そして今 あなたが振り返り
そして今 「はい」とわたしが答えたのだ

海は盛りあがり 山は声をあげ
乳と蜜はふたりの足もとをめぐって流れた

ひとりではわからなかったことが
ふたりではわけなく解ける この不思議さ
たとえば花が咲く意味について

はやくも わたしたちは知って頬を染める
わたしたち自身が花であることを
ふたりで咲いた はじめの朝

 
 朝から「何回目の結婚記念日なんだ?」と会話を交わし、もう分からなくなっています。

 結婚記念日とは、この詩にあるように「ふたりで咲いた はじめの朝」を思い出すということでしょう。

 おめでとう。

 ささやかなプレゼントを受け取ってください。
 ★ ★ ★
 
娘の旦那は、「お父さんはロマンチックだな!」と(笑)。
 ★
 夫婦は、所詮「親しい他人」である。
 それぞれが違う環境や状況に育ってきている。
 それが一緒になって、うまく行くということそのものが所詮むずかしい。

 だからこそ、「はじまり」の意識(「ふたりで咲いた はじめの朝」)を二人で共有できること、それが結婚記念日であること、……そんな思いになる。
 ★
 「夫婦長続きする3ヶ条」。
 私がつくったものである。
 
1つ目は、本音で語ることをできるだけ少なくすること。
2つ目は、「そうだね」と「そ」のつく言葉を言うこと。
3つ目は、挨拶言葉を家族で言い合うこと。

 1つ目が大きな壁。
 「愛し合って一緒になった2人が本音で語り合えないというのはおかしなことではないですか!」となる。
 
 もう一度言いたい。
 夫婦は、所詮「親しい他人」である。
 離婚危機にある前夜は、きっと夫婦は本音丸出しの言葉をお互いに突きつけあう。深く傷つく。そこで離婚である。

 離婚というのは、ある日突然起こることではない。
 夫婦が一緒につくりあげてきたプロセスを、逆向きに1つ1つ否定してきて、最後に本音のぶつけ合いになる。

 「本音で語らないとするなら、何を話すのですか?」となる。
 本音は危険なことである。
 それを知っておかなくてはならない。
 
毎日の日常は、果てしなく広がっている。
 だからそこで、とりとめもないことを、とりとめなく話し続けるのである。
そのことがもっとも大切。

 2つ目は、「そ」のつく言葉。
 「そうだね」「そうなのか」「そうだろう」……。
 少々意見が違っても、こう言って頷いておく。
 ささいなことですれ違いを起こすことはないはずである。

 ある夫婦は、何回も離婚危機があった。
 奥さんが「今日は寒いね!」と一言言うと、旦那は「冬だから寒いのは当たり前だろ~」と返す。
 こんな会話を夫婦とも繰り返す。
 「そうだね!」と返しておけば、その一言でほっと暖まるのに、そうしない。
 だから、離婚危機を迎える。

 3つ目は、夫婦というより家族で習慣づけをすることになる。
 「おはよう」「おやすみなさい」「行ってきます」「ただいま」……こんな当たり前の言葉をかけ合う。
 当たり前の言葉で交わし合う家族、夫婦は健全である。

 
 この3ヶ条はなかなかうまくできている。
 当の私がきちんと実践しているかとなると、……(笑)。

 それでも私たち夫婦は、来年は50年目の金婚式を迎える。

家族は、すべてのなかで最も大切である。
 私の「24時間」は、家族の中にある。
 家族のために生きていく。
 家事を互いに分担しあいながら、働きに行き、家族の時間を大切にする。
これで充分なのである。
 
 この世のあらゆるものは、「繰り返し」によって成り立っている。
 だから、この24時間の「日常」を豊かに生き抜いていくには、きちんと「繰り返し」のわざを身に付ければいい。
 
 ところで、次のような問いかけもある。
「それじゃあ、本を出したり、講演をしたり、……と野中先生はされていますが、あれは何ですか?」と。
 
 あれは、25時間目のこと。
 「虚」業である。
 本来25時間目はないのだから、必要がないこと。
 しかし、どうしても25時間目をつくらなければならなかった、ということになる。
 どうしても自分の中に必然性があったのである。
 もちろん、24時間が犠牲になったり、家内の支えがなければできなかったことでもあるのだが……。
 
 虚業は虚しいもの。世の中は虚業にあふれている。
 家族の安寧をほとんど犠牲にして、虚業をさも大切なものとして考えていく人たちがいる。不幸になるのは分かっている。

 こんな発想から早く卒業することなのだ。

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つれづれなるままに~久しぶりです~

●ずっとブログへの投稿をご無沙汰している。
 母が亡くなることでのバタバタと、それから家内が帯状疱疹になるなることからのバタバタが加わり、毎日が大変になっている。

 家内の帯状疱疹は、左目の周りに起こり、大変なことになる。
 首から上に起こってくる帯状疱疹は、大変なことになると聞いていたのだが、まさにその通り。
 私も現役のときに帯状疱疹をやっているが、体の疱疹だったので2週間ぐらいで回復した経験がある。
 
 家内の場合、痛みがひどく、どうにもならない。そして、続いていく。
 もう2ヶ月にもなろうというのに、びりびりと痛みが続いている。

 ペインクリニックで神経ブロックの注射を、5回打っている。
 いくらか痛みは薄らいできているが、それでも繰り返して痛みがやってくる。
 長期戦である。
(50歳を過ぎたら、帯状疱疹の予防注射をテレビでは宣伝しているが、これは絶対にやっておくことである。)

 そのために、病院への付き添いと、家事一切に加わらなくてはならず、忙しい毎日である。
 
 
●その間に、フェイスブックなどで熊本県の教職員試験が話題になる。

https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/life/136819_277019_misc.pdf

 びっくりする状況である。
 熊本がこんな状況であるので、日本全体の地方都市の採用状況も、同じような状況になっていることが予想される。

 企業での採用で、7倍以上が確かな人材を確保できる最低条件だということを聞いたことがある。

 そうするならば、もはや学校教育は絶望的である。
 要するに、免許さえもっていれば誰でもいいとなっている。

 実際にそうなっている。
 採用試験で落とした学生を臨時採用で起用して担任を持たせている。

 この状況は日本全体に広がっている。
 そうしなければやっていけなくなっている、と。

「教員をこれ以上増やさないでいいじゃないか!子供は減っていくのだから!」という意見があるそうである。
 現場の大変さをまったく考えていない暴論である。

 日本の学校教育は、間違いなくここから崩れていく。
 教育を大切にしない国が、これからどんなことになるか、その未来は暗い。

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第5回オンライン初任講座の呼びかけです!

 第5回オンライン講座

毎日の授業をどのように乗り切っていくか?
やんちゃ対応をどうするか(2)?
 4回目のオンライン講座では、1ヶ月が過ぎて、クラスがどのようになっているか点検をしました。
  
 今回の講座は、6月18日です。
 授業についての2回目の講座です。毎日の授業をどのように乗り切っていくかについて考えたいと思います。
 提起した授業法についての授業案を、国語、算数で提起したいと思っています。
 また、やんちゃな子供への対応の2回目の提案です。

 どうぞご参加ください。

1 対象者 60名限定
①2022年度初任者
②初任者と一緒に学級経営を学び直したい先生
③初任者指導を担当する先生

2 参加費 1回ごとに チケットを購入してください。
 1000円

3 期日 1学期の期間
○2月から7月まで月1回の講座(8月は2学期へ向けて必要なら開きます)

2月(2月19日<土>)知ってほしい!初任の先生がよく失敗する事例
その対処法 (終了しました)
3月(3月12日<土>)勝負の1週間!1週間をどう乗り切るか(終了しました)
4月(4月16日<土>)クラスの軌道チェック (終了しました)
最初の授業づくり①
5月(5月14日<土>)1ヶ月を振り返る これからの方針(終了しました)
6月(6月18日<土>)毎日の授業をどう乗り切っていくか②(仮)
7月(7月23日<土>)1学期を振り返る 2学期へ向けて(仮)

4 時間帯
○土曜日
  ○20:00~21:00 野中の講座
5分休憩
21:05~21:25 秦の講座(初任者指導の現場から)
21:25~21:55 初任者の質問タイム(30分を予定)

5 講座講師紹介

◎野中信行 元横浜市小学校教員 初任者指導アドバイザー
○横浜市で37年間担任として過ごす。退職後、3年間初任者指導に当たる。現在は、7,8の教育委員会と連携して初任者指導を担当している。
○初任者関係の著書に、新卒教師時代を生き抜くシリーズとして『新卒教師時代を生き抜く心得術60』『新卒教師時代を生き抜く学級づく   り3原則』『新卒教師時代を生き抜く授業術』(共著)<明治図書>
『教師1年目の教科書』<学陽書房>
 ○初任者指導教師向けに『初任者指導の教科書』<共著、明治図書>
 ○現役時代を含めて、25年以上初任者指導を務めている。

◎秦安彦 元大和市小学校校長 H30年度神奈川県校長会調査研究部長
 ○大和市で37年間勤務。退職後の2年間を含め、9年間初任者指導
  にあたる。現在は拠点校指導員として4名の初任者指導を担当。
  
 ○初任者関係の著作に、新卒教師時代を生き抜くシリーズ『2W仕事術
    〜初めて教壇に立つ先生のための日々の心構え』<明治図書>

6 申し込みは以下のところからお願いします。
  http://ptix.at/f6Lz6B

 

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「学級づくり」の1ヶ月が終わった(2)

 なぜ授業指導だけではうまくいかないのか?

 授業をうまくやることが、学級を軌道に乗せることならば初任の先生にとっては絶望的な課題である。
 だって、初任の先生はそんなにすぐに授業をうまくやることができない。
 ほとんどの先生は、「45分(50分)の授業感覚」がまだできあがっていないので、時間オーバーになることが多くなる。
 また、「おしゃべり授業」で授業の大半をしゃべってしまうことになる。

 私が今まで担当した初任の先生や、授業を参観した先生は、ほとんどこうなっていた。
「だから、授業の指導をするのだ!」と指導の先生方は言われるのだろうが、見当違いである。

 大切な課題が分かっていない。

 ★
 初任の先生が取り組まねばならない最初の課題は、次のことである。

 ①まず、最初は「学級をつくる」(「学級づくり」)ことである。
  学級をつくることで、教室に授業が成り立つ「秩序」を成立させる。
  それに勢力を注ぎ込む。
  それがまず「土台」づくりある。
 
 ②その土台の上に、授業を乗せていく。 
 
 ③その土台の上で、やんちゃな子供対応をする。

 どうしてこんな課題になるのか。
 そのためには、現状の初任者のクラス事情がある。

 A 最初に学級をつくらないので、そのうちに学級の子供たちが
  落ち着かなくなる。「ざわざわ」とした状態になる。
  また、「だらだら」した状態になり、さっと動けなくなる。

 B 最初に学級をつくらないので、学級が「群れ」のままで「集団」
  にならない。弱肉強食状態。そのために、やんちゃな子供が、弱
  い子供に対していじめを行ったりする場合が多くなり、もめごと
  が頻発する。

 C 最初に安定した秩序を学級につくらないので、やんちゃ対応が
  うまくいかない。学級がますますうまくいかなくなる。

 

 要するに、初任の先生が困ったり、悩んだりするのは、「最初に学級づくりをしないこと」、「やんちゃ対応がうまくいかないこと」にある。
 この課題に、授業指導だけで対応できない。

 もちろん、授業のスムーズな進行も、学級に安定した秩序をつくることになるが、このことは最初の課題ではない。

 最初に学級をつくって安定した秩序ができあがると、初任の先生のうまくない授業でも(失礼!)きちんと流れていく。
 私が見てきた初任でうまくいっていた学級は、必ずこうであった。
 初任の先生は精一杯今できる授業をすればいい。
 それでいいのである。そんなことである。
 精一杯やれば、子供たちはその先生の意気込みを感じてついていくのであるから。

 ★

 現在行っているオンライン初任講座は、どの先生でも参加できます。

 もし興味がありましたら、次のところから参加下さい。

 http://ptix.at/uGUtQ5

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つれづれなるままに~管理職になりましたという報を受けて~

 知り合いの先生たちが、管理職になっている。
 連絡があると、
 返信で、「早く校長になって先生たちを元気にしてくださいよ!」と伝えている。

 私は管理職にならなかったので偉そうなことは言えない。
 だが、管理職の役割の重要さは充分に分かっているつもりである。

 管理職になったら、すぐに「子供たちに何ができるか!」と考えがちである。
 今はそんなことは第一の課題ではない。
 第一の課題は、「先生たちを元気にすること」なのである。
 子供のことなんか考えることはない(笑)。
 こう言うと顰蹙を買ってしまうのだが……。

 でも、学校は所詮子供たちのために成立しているのであるから、「子供たちのために」とわざわざ言わないでも必然的に子供たちのためになっていく。
先生たちを元気にすれば、当然子供たちに還元される。
 ★
 「先生たちを元気にする」というのはどうすることか。
それは決まっている。

 忙しさを軽減すること。
 これに尽きる。

 学校現場は、一人一台のタブレット配布によって、先生たちの忙しさが倍加されている、と聞いている。

 文科省の働き方改革はどうなってしまったのだろうか。
 もはや、だれも言わなくなった。

 私の最後の勤務校は、市でも有名な困難校であった。
 この学校は「3年学校」と呼ばれていて、ほとんどの先生はその大変さ故に3年間過ごしてすぐに異動していくことになっていた(3年間はその学校に在籍しなくてはならなかった)。
 
 まず、先生たちと取り組んだのが行事の精選。
 面倒な行事や、無くしていい行事を精選していった。
 あゆみを作成する月間(7月、12月、3月)は、行事や会議を入れず、他の月にするようにした。
 この1つの取り組みだけでも、先生たちはずいぶんとゆとりが出てきた。
 学期末の放課後何もなくなるのであるから、あゆみを作成する時間に当てることができるようになったのである。

 ちょうど評価で、相対評価から絶対評価への移行期であったので、当校では「あゆみ」の変更も行った。
 あゆみは、学校独自で作成できるわけである。
 市でモデルのあゆみは作成されていたが、当校はそれを選ばず、独自作成をすることになった。
 私が作成の推進委員長である。

 私たちが提案したのは、各教科で評定する項目を作り、文章表記するのは1つだけの所見欄にした。
 今までのあゆみと比べれば、文章表記が格段に少なくなったわけである。

 当校は、あれほどの困難校であったが、2年かかって普通の学校になっていった。
 やろうと思えば、できるのである。先生たちにゆとりができて、元気になったおかげであろう。
 ★
 さて、管理職になってどうするのか。
 法律の勉強と、組織論の勉強をすることである。

 「先生たちの研究をどうするか?」とすぐに考えがちであるが、そんなことは後回しでいい。
 
 法律の勉強をして、学校の法的成り立ち、管理職の法的成り立ち、……など徹底的に身に付けることである。『教育小六法』は必ず手元に置いておく必要がある。
 学校は、法によって動いているのであるから、それをきちんと知っておくことは力になる。
 
 組織論とは、先生たちをどのように組織していったらいいかを勉強することになる。
 必ず読む本は『部下をもったら必ず読む 「任せ方」の教科書』(出口治明著 KADOKAWA)、『元気な学校づくりの秘訣』(横藤雅人著 さくら社)の2冊である。
 ★
 今ほどに管理職の重要さが増している時代はないであろう。
 健闘を祈りたい。
 

 
 
 

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「学級づくり」の1ヶ月が終わった(1)

 連休に入っている。
 初任者の先生たちは、ほっと一息つける連休でもある。

 睡眠不足と栄養不足で風邪を引いたりしていないかと心配でもある。

 連休に入るということは、4月の1ヶ月が終わるということでもある。
 「学級づくり」にとっては、決定的な1ヶ月が終わる。

 この1ヶ月で、学級の陣容がほぼ決まってしまう。
 私は、学級の80%が決まってしまうと主張している。

 学級の陣容が決まるというのは、学級の雰囲気(空気)と、学級に流れる時間が決まるということでもある。
 この陣容を再び作り直していくことは、なかなかむずかしい。

 「ざわざわ」という雰囲気や「だらだら、のろのろ」というだらけ感が出てしまったら、それはずっとこれから続いていくことになる。

 それほどに大事な時間だったわけである。
 
 ★

 この1ヶ月の大切さは、昔からずっと主張され、伝えられてきたことである。
 しかし、その主張には、何を、どうやればいいのかがほとんど伝えられていなかった。

 そこで、私は「3・7・30の法則」を提案して、何をするのか、それはどうやるのかを主張したわけである。
 今から19年前になる。
 「学級づくり」の必要を訴えたことになる。

 この頃、時代は「授業、授業」の時代であり、うまい授業を追究する風潮ばかりであった。

 ★

 今でも、ほとんどの初任者や指導教員の先生たちは、「授業をうまくやることが学級を軌道に乗せること」だと思い込んでいる。

 ただ、初任の先生は、担任をすれば、目の前の課題は「授業だけではない!」という現実を突きつけられる。
 だって、掃除をどうするか?給食指導をどうするか?朝の会、終わりの会はどうするか?……などが目の前の課題として突きつけられるからである。

 それをいい加減にして、「授業、授業」とやるわけにはいかない。

 だが、指導教員の先生方は、「とにかく授業を何とかすれば、学級はうまくいくはずだ!」と信じ込んでいる。
 
 そのために、「教材研究をしっかりせよ」「指導案をしっかり書くように」「タブレットを使いこなすこと」「考えさせる授業」「活発に発言する授業」「対話型の授業」などなどを指導しようとする。

 うまくいかない。
そんなに授業がすぐにうまくいくはずはないからである。

 今、喉が渇いて水がほしいのに、食べ物の作り方ばかりを教えようとしている。
 
 ★
 この1ヶ月で、何が必要だったのか?
 その提案を、オンライン初任講座で提案をしてきている。

 それは、何だったのか?どうしたらよかったのか?
(つづく)

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第4回オンライン初任講座を受け付けています!

 第4回オンライン講座

 1ヶ月を振り返りましょう!これからの方針を立てましょう!
  最初の授業づくり(2) 

 3回目のオンライン講座では、1週間が過ぎて、クラスがどのようになっているか点検をしました。
  
 今回の講座は、5月14日です。
 今回は、4月1ヶ月が過ぎての再点検をしたいと思います。
 私たちは、この1ヶ月でクラスの80%が決まると考えています。
 うまく行っていない場合には、どうしていくか、その方向も考えていきたいと思います。

 どうぞご参加ください。

1 対象者 60名限定
①2022年度初任者
②初任者と一緒に学級経営を学び直したい先生
③初任者指導を担当する先生

2 参加費 1回ごとに チケットを購入してください。
 1000円

3 期日 1学期の期間
○2月から7月まで月1回の講座(8月は2学期へ向けて必要なら開き   ます)

2月(2月19日<土>)知ってほしい!初任の先生がよく失敗する事例
その対処法 (終了しました)
3月(3月12日<土>)勝負の1週間!1週間をどう乗り切るか(終了しました)
4月(4月16日<土>)クラスの軌道チェック (終了しました)
最初の授業づくり①
5月(5月14日<土>)1ヶ月を振り返る これからの方針(仮)
6月(6月18日<土>)毎日の授業をどう乗り切っていくか②(仮)
7月(7月23日<土>)1学期を振り返る 2学期へ向けて(仮)

4 時間帯
○土曜日
  ○20:00~21:00 野中の講座
5分休憩
21:05~21:25 秦の講座(初任者指導の現場から)
21:25~21:55 初任者の質問タイム(30分を予定)

5 講座講師紹介

 ◎野中信行 元横浜市小学校教員 初任者指導アドバイザー
○横浜市で37年間担任として過ごす。退職後、3年間初任者指導に当たる。現在は、7,8の教育委員会と連携して初任者指導を担当して いる。
○初任者関係の著書に、新卒教師時代を生き抜くシリーズとして『新卒教師時代を生き抜く心得術60』『新卒教師時代を生き抜く学級づく   り3原則』『新卒教師時代を生き抜く授業術』(共著)<明治図書>
『教師1年目の教科書』<学陽書房>
  ○初任者指導教師向けに『初任者指導の教科書』<共著、明治図書>
○現役時代を含めて、25年以上初任者指導を務めている。

 

◎秦安彦 元大和市小学校校長 H30年度神奈川県校長会調査研究部長
   ○大和市で37年間勤務。退職後の2年間を含め、9年間初任者指導
にあたる。現在は拠点校指導員として4名の初任者指導を担当。
  
   ○初任者関係の著作に、新卒教師時代を生き抜くシリーズ『2W仕事術
〜初めて教壇に立つ先生のための日々の心構え』<明治図書>

 

6 申し込みは以下のところからお願いします。

  http://ptix.at/uGUtQ5

 

 

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つれづれなるままに~久しぶりのブログです~

●ずいぶんブログを書いていない。
 母が亡くなってから、そのためのさまざまが重なっている。
 2回(家族葬と四十九日の法要)九州の佐賀へ帰っている。

 また、3月、4月の初任研などが重なって、その対応に追われている。
まず、それを振り返ってみよう。

●3月19日(土)宮崎の先生方に「学級経営オンラインセミナー」をズームで開く。
 90分間私が提案し、それからさまざまなオンライン会議に参加する。
 初めての経験である。戸惑いながら、参加する。

 私の提案が一体宮崎の先生方に受け入れてもらえるのか心配していたが、送られてきた先生方の感想を読むと、うれしい感想ばかりで感激する。

 普通これらの感想は、大体良いことばかりが書かれている。
 だが、送られてきた感想は、極めて具体的で、自分のことに引き寄せて書かれている。
 しみじみ提案して良かったと感じる。

「4月から初任者として勤務する立場として、非常に参考になる内容ばかりでした。これまでの実習での実践の中で、当たり前のようにしていたことがそれほど効果的でないのではないかと考えさせられた場面が多くあり、これから試行錯誤しながら頑張っていこうと思います」 

「オンライン教室」に参加されている先生たちも数人おられて、ありがたいものである。

●3月28日(月)午前中神奈川県海老名市の初任者研修に行く。
 おそらく神奈川県で、この教育委員会だけが、赴任前研修をされているはずである。
 4月下旬に、私が初任者研修をやったときに、初任者から「この話を赴任前に聞きたかった!」という感想が数多くあって、教育長の決断で、赴任前研修に移行された。

 私の話を聞いて、1週間以上の準備期間がある。これは初任者にとっては、貴重な時間である。

●翌日の29日(火)は、愛知県の小牧市の初任者研修に行く。
 ここには、もう15年以上訪れている。

 ここは、赴任前研修を始めた初めての教育委員会である。
 
 岩倉駅で待ち合わせをする。
 この岩倉は、五条川の桜並木で有名なところ。
 その桜を楽しむために少し早く岩倉駅に到着する。
今年の桜も満開で、しばしの癒やしを楽しむ。

●4月4日(月)神奈川県厚木市の初任者講座に行く。
 今年度は、どこも対面での研修になっている。
ここでも精一杯初任者に訴える。

●4月5日(火)仙台へ行く。
 ほんとうなら4月6日(水)だけで往復する予定であったが、東北新幹線がダメになり、前日に宿泊することになる。

 郡山に宿泊する予定が、急きょ仙台に変更する。
 4月6日に250人の初任者へ向けてオンラインで講座を設ける。
 終わったら、タクシーを待たせておいて仙台駅に急ぎ向かう。

 仙台から福島まで臨時快速で行き、福島から東京まで新幹線で行く。
 大変なことである。

●学陽書房から『教師1年目の教科書』が7版になったことの連絡がある。
 この本が売れている。
 いろいろな本が出されているが、こうして本格的に初任者へ向けての基礎基本の本はなかなかない。
 その意味で、この本は画期的ではないか(笑)。

●4月8日(金)九州の佐賀へ行く。
 母の四十九日の法要になる。
 もうあれから1ヶ月以上の月日が経ったのである。
 翌日9日お寺で法要をし、納骨をする。
 晴れ渡っていて、最高の天気になった。


 

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